TOP > 塾・家庭教師・習い事 受験 教育・子育て > 家庭教師「個人契約」の探し方・選び方【“はずれカテキョ”を引かない方法】
みつと先生
今回は、個人契約のデメリットの解決方法=探し方・選び方を紹介・解説します。
みつと先生
私は、家庭教師は“個人契約一択”と考えています。
ただ、個人契約にも以下のようなデメリットがあります。
デメリットの詳細は関連記事をご覧ください▼
【個人契約一択】その理由を業界の闇・家庭教師の本音から現役プロ家庭教師が教えます - LIFENOTE
みつと先生
しかし、個人契約のデメリットは意外と簡単に解決できます。
2.は、“家庭教師選びに手間暇をかけるか”というご家庭の問題です。
これができないなら、派遣センターをおすすめします(お金はかかりますが…)
ここでは、1.の家庭教師の探し方・選び方について、詳しく紹介・解説していきます。
みつと先生
そもそも、個人契約のデメリットは家庭教師個人との関係が原因です。
しかし・・・
逆に言えば、家庭教師の探し方・選び方を間違えなければ、個人契約のデメリットは解決できるということです。
みつと先生
子どもにとって、“どんな大人に教わるか”(ここでは家庭教師)は大きく人生を左右*します。
では、本題に入りましょう!
*子ども(人間)は、①遺伝と②家庭環境・教育、③先生・友人など外部環境で“どんな人になるか”が決まりますが、一般的に②より③の方が影響が大きい
このページの目次
探す→選ぶ→見極める
みつと先生
個人契約の探し方は主に2パターンで、
・知人の紹介
・個人契約サイト
しかありません。
とはいえ、知人の紹介は運の要素が強すぎるので、ここでは取り扱いません。
個人契約サイトを使って探すことが現実的です。
みつと先生
個人契約サイトなら、7,000円前後で家庭教師を探すことができます。
派遣センターを利用すると、登録料だけで10,000円かかりますから。
みつと先生
個人契約サイトの注意点は、テキトーに登録している家庭教師もいるということです。
個人契約サイトは、
このような手続きで、カンタンに登録できます。
個人契約サイトは、“テキトー、一応、何となく登録”もできるため、幽霊部員ならぬ“幽霊カテキョ”もいます。
みつと先生
ただ、ご安心ください。
テキトーな家庭教師は、カンタンに見分けられます(笑)
探し方のコツはとてもシンプルで、“条件検索”です。
年齢、性別、学歴、地域、教科など、希望条件を入力して検索するだけです。
みつと先生
すると、“どんな条件で検索するか”が大切になっていきます。
これについて、詳しくは家庭教師の選び方で紹介します。
みつと先生
次に、実際に家庭教師を探す場所=個人契約サイトを〇つ紹介します。
結論から言うと、私は基本的にどの家庭教師サイトでも良いと考えています。
よって、複数の個人契約サイトに登録して、家庭教師を探せば良いのです。
ただ、各サイトで多少ちがいはあり優先順位があるので、私がおすすめする〇サイトを紹介・解説します。
みつと先生
ただ、各サイトで多少ちがいはあるので、探しやすさ・選びやすさや優先順位を決めるためにも、おすすめの個人契約サイトを紹介します(準備中)
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みつと先生
検索すると、家庭教師のプロフィールがずらーっと並びます。
ここで、“どんな条件で検索するか”=“どう選ぶか”が大切になります。
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みつと先生
良い家庭教師とは、“ぴったりな家庭教師”です。
高学歴でも優しそうでも、“ぴったり”とは限りません。
“ぴったり”とは、徹底的に子ども目線であるべきです。
個人契約では一人の先生に長期間 担当してもらうことが重要*なので、子どもとの相性がもっとも大切です。
*ここでは、教育論・感情論は考えていません
みつと先生
実は選んではいけない家庭教師は大学4年生なんです。
家庭教師をやっている大学4年生は、
といった傾向があるため、先生としては優秀です。
みつと先生
しかし、ここに“落とし穴”があります。
大学4年生は、担当できて半年~1年ほどです。
また、進路が無事決まり、“暇になったからとりあえず時給の高い家庭教師”という意識低めの家庭教師が多いのです。
***
さらに言えば、教員志望ではない大学3年生(後期=9月以降)も注意で、就活など進路の問題でドタキャンや音信不通が多くなりやすいです。
みつと先生
ただし、短期なら大学3後期~4年生の家庭教師でも良いです。
“落とし穴”に注意して、以下の大原則や条件を参考にしてください。
みつと先生
“ぴったりな家庭教師”の選び方の大原則は、ご家庭で“ゆずれない条件”を決めておくことです。
個人契約サイトで家庭教師を選ぶのはあなた*で、子どものことを一番分かっているのもあなたであるはずだからです。
*決めるのは子どもであるべき
“ゆずれない条件”=わが子にとって本当に大切な条件は何か、2~3つを厳選しておきましょう。
みつと先生
完璧な先生、家庭教師なんていないので、あれこれ求めすぎないことが大切です。
それに、家庭教師や塾講師*はほとんど大学生の初心者スタートですしね!
みつと先生
心配な方のために、私の知見・経験を元に【絶対条件】【おすすめ条件】をまとめました。
プロ家庭教師として、ご家庭でとても感謝されたことも含んでいますよ。
条件の優先順位は、次のように区別しています。
みつと先生
以下の【絶対条件】に当てはまらない家庭教師はスルーしてください(笑)
個人契約の家庭教師は、ご家庭に選ばれる側だということを分かっていないので。
みつと先生
【絶対条件】は、そもそも“家庭教師として信用できるか”です。
“仕事を任せられるか”ということでもあります。
✅【絶対条件1.】顔写真or似顔絵があるか
プロフィール画像は、家庭教師サイトにおけるその人の顔です(そのままですね笑)
ここにこだわっていない家庭教師は、スルーしてもまっったく問題ありません。
みつと先生
写真の写り方は正確にその人の印象を正確に表しています。
似顔絵は、その人の特徴がオーバーに表れるので良いでしょう。
✅【絶対条件2.】年齢・性別・地域など最低限の個人情報
最低限の個人情報は、個人契約サイトでは入力必須になっているはずです。
なので、念押しです。
✅【絶対条件3.】何を教えられるか(+実績)
家庭教師が何を教えられるかは、子どもの成績に直接 関わってきます。
といった条件から、子どもにぴったりな条件を選びましょう。
実績がある家庭教師なら、より信用できます。
みつと先生
もちろん、家庭教師にも得意不得意はあります。
私の場合、小学校低学年より高学年以上、勉強が得意な子の予習より苦手な子を評定1から4に上げる方が得意です(笑)
✅【絶対条件4.】金額(+期間)
金額は、家庭教師の質に関わってきます。
選び方のポイントは、相場よりちょっと高めを探すことです。
個人契約は派遣センターより3~4割ほど節約できるので、その分上乗せして家庭教師を選ぶことができます。
派遣センターの家庭教師の相場(時給)は【約1,500~3,000円】*です。
個人契約の場合、節約分を上乗せして、
だいたい2,000~4,000円から選んでも、損はしません。
*“プロ”や“高学歴”だと、1.5~2倍くらいになります。
みつと先生
ただ、ほとんどの家庭教師が派遣センターの相場と同じくらいで設定しています。
ということは、個人契約では 金額を相場より上げることで実績のある家庭教師が選びやすくなるということです。
✅【絶対条件5.】「自由記述欄」から教育観や人間らしさが伝わってくるか
個人契約サイトには、登録時 家庭教師が入力する項目に「必須」と「任意(自由)」があります。
絶対条件1~4までは、必須項目が多いのでどの家庭教師もあまり変わりません。
しかし、任意項目の「自由記述欄」には家庭教師の教育観や人間らしさが強く表れるのです。
みつと先生
必須項目を書くのは当たり前です。
任意項目で“何をどのくらいアピールしているか”を見れば、家庭教師のやる気も見分けることができます。
みつと先生
以下の【おすすめ条件】は、【絶対条件】を前提に、より“ぴったりな家庭教師”を選ぶために参考にしてください。
これらは「自由記述欄」から分かることが多いです。
みつと先生
【おすすめ条件】は、仕事だけでなく“人間として信頼できるか”です。
子どもとの相性にも関わってきます。
✅【おすすめ条件1.】受験or勉強が“ニガテ”から“できる”になった体験
家庭教師として、“子どもがこれから乗り越えなければならない課題を乗り越えている”というのは、子どもから“この先生から教わりたい”と思われるのにとても大切です。
例えば、
というイメージです。
みつと先生
家庭教師って、子ども時代に苦労している人の方が子どもから好かれたり尊敬されたりするんですよね。
“子どもがどんな大人が好きで尊敬しやすいか”をよく考えてみましょう。
✅【おすすめ条件2, 3】趣味・特技+部活・習い事
【おすすめ条件3.】部活・習い事とほとんど共通です。
ただし、3.の方が初対面でも子どもに親近感をもってもらいやすいです(びっくりするほど!)
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意外と子どもとの相性に関わってくるのは、勉強以外のことです。
授業は勉強の話だけでなく“雑談”もありますが、
という2つの要素があると、毎回の授業が苦痛ではなくなります。
みつと先生
趣味・特技など勉強以外のことは、勉強に負のイメージをもっている子ほど気にした方が良いです。
“雑談”が勉強に挑戦するきっかけになり得ます。
✅【おすすめ条件4.】なぜ家庭教師(先生)になったのか=教育観・仕事観
みつと先生
家庭教師になった動機は、仕事観に大きく影響します。
仕事観とは、“ただの仕事”をこなすのではなく、“より良い仕事”を追究する姿勢があるか、ということです。
家庭教師、いや教育にはそもそも正解がありません。
子ども一人ひとり年齢も性格も知能も個性があるため、最適な方法を探っていくしかないのです。
家庭教師は、教育業の中でも一人ひとりと向き合うことが仕事で、追究しようと思えば、どこまでも追究できるのです。
みつと先生
家庭教師は俗に言う“問題児”と出会うことが多いのですが、その子一人のために本を読んで勉強したり、教材を作ったりしています。
もちろんその時間はタダ働きですが、仕事観からそんなこと気にしていません。
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みつと先生
シンプルに、教職を目指している家庭教師*を選ぶのが良いでしょう。
*長期で担当して欲しい場合、大学4年生を選ぶのはやめましょう。詳しくは後ほど
✅【おすすめ条件5.】子どもへのひと言
子どもへのひと言は、親に対する建前の度合いがなくなり、その人の本音・本性が分かります。
優しいのか、厳しいのか、お兄さん・お姉さんっぽいのか、The教師っぽいのか…
など、言葉遣いや語尾、「!?」、顔文字(^^)などに注目しましょう。
みつと先生
その家庭教師と子どもが会話している姿をイメージしてみましょう!
イメージできれば“ぴったり”の可能性が高いです。
みつと先生
個人契約サイトで“この先生かも!”と選べたら、メールで家庭教師からのOKがあれば実際に会うことができます。
メールや面接、体験授業でも、“ぴったりな家庭教師”を見極めることができます。
実際に家庭教師本人と関わった時=メールや面接、体験授業での“ぴったりな家庭教師”の見極め方は以下の通りです。
みつと先生
メールでのやりとりが始まったら、まず見るべきは返信の早さです。
もし返信が遅い場合、
の可能性が高いです。
このような家庭教師の場合、個人契約後すぐに指導不可になったり、子どもの個別性に対応できなかったりします。
みつと先生
次に見るべきは、質疑応答がしっかりしているかです。
家庭教師の仕事は、
です。
“質疑応答がしっかりしているか”は、そのまま“教育についてふだんから学び考えているか”なのです。
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みつと先生
社会人の最低限のマナー・仕事ができているかは、家庭教師の“誠実さ”を見極めることもできます。
みつと先生
“ぴったりな家庭教師”を選ぶためには、“生徒が気に入るか”=相性が全てです。
家庭教師の良し悪しは、本来子どもからの印象・評価が全てです。
親がどんなに良い先生だと思っても、子どもとの相性が悪ければその家庭教師に決めるべきではありません。
なぜなら、子どもに限らず人は理論より感情で動くため、相性が悪いと子どもが先生の言うことを聞かないからです。
みつと先生
家庭教師を決める時は、子どもに“あの先生、どうだった?”と必ず聞くようにしましょう。
相性が良ければ、子どもの成績も上がりやすく、長期で担当してもらいやすくなります。
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みつと先生
以上が、家庭教師「個人契約」の探し方・選び方です。
この記事から、“ぴったりな家庭教師”と出会えることを願っています。
■仕事
■座右の銘