さだまさしは英語が話せる?半年で発音を習得した秘訣は"音感"

記事更新日: 2021/11/29

ライター: かなあこ

かなあこ

こんにちは!かなあこです!

いつも英語学習おつかれさまです!

著者プロフィール
かなあこ
  • TOEIC 960点
  • ネイティブの広島弁とネイティブ並みの英語を使いこなす純日本人
  • 4歳~高校卒業まで、大手英会話スクールに通っていた
  • アメリカの大学に進学⇒現地で就業。約5年間在住し帰国
  • 帰国後は英会話講師や翻訳、ライターなど幅広く活躍中!

2021年11月から始まった朝ドラ

カムカムエヴリバディ

ラジオ英会話がテーマになっている本作で鍵を握っているのが、さだまさしさん。

さだまさしさんが演じるのは、1946年から放送されたラジオ英会話の講師、「平川唯一」さん。

カムカムエヴリバディでは唯一、実在した登場人物です。

プロフィール

平川唯一(通称:カムカムおじさん)

終戦後まもなく放送されたNHKラジオ英語講座「英語会話」(1946-1951)、通称「カムカム英語」の人気講師で「カムカムおじさん」と呼ばれていた。
戦後の日本を明るくしたいという願いがこめられたラジオ英語講座「カムカム英語」は、「証城寺の狸囃子(たぬきばやし)」のメロディーにのせたオープニングで人気を獲得し、ブームの火付け役ともなった英語遊び(家族の情景を描いた英語ラジオドラマ)で英語を楽しく学んだ。全国でファンクラブが設立され、日本中に英語ブームを巻き起こした。

「カムカム英語」で代表的だったのがオープニング

童謡「証城寺の狸囃子」の英語替え歌でした。

かなあこ

第5週の予告動画では、さだまさしさんの歌うオープニングが聴けますよ!

かなあこ

心が落ち着く声です…!

さだまさしは英語が全く話せない…

平川唯一さんは16歳~30代のおよそ20年弱をアメリカで過ごしました。

帰国後はNHKの国際放送で英語アナウンサーとして活躍したほど、英語は堪能です。

かなあこ

そんな平川唯一さんを演じるさだまさしさん…

英語は全く話せないそうです。

カムカムエヴリバディのオファーを受けたとき、さだまさしさんは当初「朝ドラの主題歌の依頼」だと思っていたほど(笑)

「連続テレビ小説からのお誘い」と聞き、やっと主題歌が歌えるぞ、と期待したら大違い(笑)。驚きの「出演」でした。

出典:https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/1000/445198.html

ドラマの収録初日には、さだまさしさんはこんなひとことも…!

(この役は)日本語がメインですから。

そうじゃなきゃお引き受けできません(笑)

さだまさしさんの朝ドラ出演が決まったのは、2021年3月。

それから半年間、英語のレッスンを受けて撮影に挑んだそうです。

かなあこ

でも普通はたったの半年間、英語のレッスンを受けたくらいで英語は上達しないんですよね…

かなあこ

それなのにあんなにきれいな発音で英語を話している、というか"読んでいる"なんて…

半年間の英語レッスン以外に何かありそう…

なぜ、さだまさしさんは短期間できれいな英語の発音を身に付けられたのか?

それには長年触れている音楽が関係していました。

そこで今回は、さだまさしさんの超高速・英語力アップの秘訣を勝手に分析します!

さだまさしの学生時代は、英語よりも"音楽"

カムカムエヴリバディの出演が決定してから、役作りのために英語のレッスンを続けていたというさだまさしさん。

かなあこ

それにしても、たったの半年であんなにきれいな発音ができるのはすごい…

何か裏がありそう…

かなあこ

若かりし頃のさだまさしさんは英語が話せたのか?

まずはここから見ていきましょう!

学校で英語に触れる機会は少なかった…

さだまさしさんは1952年、長崎県で誕生。

小学校は地元の公立学校に通っていました。

かなあこ

さだまさしさんが小学生だった1960年代には、まだまだ英語教育が発展していませんでした…

現代のように、学校で英語を学ぶ機会は少なかったのではと推測されます。

音楽の才能に目覚めた!

そんなさだまさしさん、物心つく頃から音楽に触れていました。

かなあこ

3歳から始めたバイオリンで才能を開花!

いろんな大会で賞を受賞したそうです!

小学5年生の頃に、九州地区のバイオリン大会で3位!

翌年(小学6年生)には同じ大会で2位を受賞しました!

これがきっかけでバイオリン指導者の鷲見三郎に認められ、小学校卒業と同時に単身上京したんだとか。

かなあこ

中学生の頃にはギターを習得!

覚えたてのギターでフォークソングの伴奏もしていたんだとか!

音楽の才能に満ち溢れていたさだまさしさん。

しかし次第に挫折が続いてしまい…

音楽高校や芸術科のある高校の受験に落ちてしまいました。

かなあこ

学生時代は特に英語を勉強していたわけではないようです…

かなあこ

それでもフォークソングを通して、英語に触れていたのかもしれませんね。

"音感"で英語の発音を習得!?

英語に触れる機会が少なかったさだまさしさん。

カムカムエヴリバディ出演がきっかけで英語のレッスンに通い始めました。

かなあこ

さだまさしさんはラジオ英会話の講師役なので、ドラマでは声だけの出演になります。

ラジオ英会話のシーンを収録したときは、直前まで隣にいるネイティブスピーカーの先生と発音チェック!

かなあこ

本番では聞き取りやすい、クリアな発音で英語を話していました!

さだまさしさんがここまで英語力を上げるまで、たくさん英語を勉強したことかと思います。

しかしさだまさしさんの持つ「音感」も、英語力アップに関係していました。

かなあこ

音感がある人は英語学習で有利なんですよ!

さだまさしは音感+耳コピ能力が最強!

もっと正確にいうと、さだまさしさんの音感だけではなく"耳コピ能力"の影響も大きかったと言えます。

  • 【音感】音の高低や強弱を聞き分けられる
  • 【耳コピ能力】聞こえた音を、聞こえた通りに再現できる

たとえばさだまさしさんは、収録の直前まで隣に座るネイティブスピーカーの先生と英語の発音をチェックしていました。

先生に「この単語は何て読むの?」と聞き先生の発音を聞いてマネしていたのですが…

かなあこ

ここで音感が優れていると、

・先生の英語のリズムや強弱を正確に聞き取り、

・自分の発音と比べ、違いを認識する

この2つができるようになります。

そしてさだまさしさんは耳コピ能力で、すぐに聞こえた通りに自分の発音を修正!

無事にラジオ英会話のシーンを収録できたのは、この試行錯誤をくり返した結果だと言えるでしょう。

かなあこ

音感と英語力の関係性については、下の記事でもご紹介しています!

もっと知りたいアナタはぜひ見てみてくださいね。

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まとめ

カムカムエヴリバディでラジオ英会話の講師役を演じるさだまさしさん。

かなあこ

ここでもう1度、さだまさしさんの歌う「カムカムエヴリバディ」を聞いてみてください。

ここまできれいな英語の発音を習得するまで、相当英語を練習されたことかと思います。

かなあこ

それに加えて、さだまさしさんの音楽の才能も功をなしたと言えるでしょう。

急スピードな展開で話題のカムカムエヴリバディ。

さだまさしさんのラジオ英会話シーンも必見です!

この記事を書いたライター

かなあこ

基本プロフィール

  • TOEIC 960点
  • ネイティブの広島弁とネイティブ並みの英語を使いこなす純日本人
  • 4歳~高校卒業まで、大手英会話スクールに通っていた
  • アメリカの大学に進学⇒現地で就業。約5年間在住し帰国
  • 帰国後は英語講師や翻訳、Webライターなど幅広く活躍中!

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