こーへー
受験生の皆さん、勉強お疲れ様です。
「学問に王道なし」ということわざもある通り、受験勉強に近道はありません。
こーへー
しかし、これをやってしまうと落ちる確率が高まるというものは確実に存在します(残念ながら・・・)
本記事では、受験勉強時の失敗事例を10個紹介して、なぜダメなのか、どうすればよいのかを丁寧に解説しています!
こーへー
いずれの事例も、私の2年間の受験勉強で、直接的に見たり聞いたり、あるいは自分がしてしまった事例です(汗)
こーへー
受験生の皆さんはこの記事の事例を反面教師にしてください。
決してマネしないように!
●受験で失敗する事例(勉強編)
・計画性がない
・苦手を放置する
・復習をしない
・効率のみ重視する
・勉強量が足りない
●受験で失敗する事例(メンタル・日常生活編)
・恋愛に溺れる
・授業に来なくなる
・色んな教材に手を出す
・体調管理が苦手
・油断
このページの目次
こーへー
私も大学受験に一度落ちていますが、落ちる理由には大きく3つの要因があると考えています。
①学力が足りない、学習法が悪い、など勉強面の要因
②覚悟や普段の行動などメンタル・日常生活の要因
③運
こーへー
ちなみに私が落ちたときは、①「学力」が足りず、②「覚悟」も足りず、0.8点差で落ちたことから③「運」にも見放され、見事に浪人することになりました。
こーへー
「運」は自分ではどうしようもできませんが、上の①、②を兼ね備えれば合格は一気に近づきます!
自分に合う勉強法やモチベーションの保ち方は人それぞれですが、落ちる原因というのは誰しも不思議と共通するものです。
失敗例がある程度普遍的なものなら、それを避ければいいだけの話。
こーへー
まずは①「勉強」の問題にフォーカスして失敗事例を紹介していきます!
受験とは、ゴール(志望校)に向かうため、自分の立ち位置(現状の学力)を把握し、足りない部分を補う(勉強する)ことの繰り返しと言えます。
そんな中、闇雲に勉強したり、気分で勉強する科目を決めていては、志望校までの距離は縮まらないでしょう。
こーへー
もし自分がこういう勉強法に陥っているなと思ったら、自己分析が足りていないのかもしれません。
そのために有効なのが模試の徹底分析。
こーへー
点数が全然取れていない科目・分野こそ最優先で勉強すべき内容です。
毎日ギチギチにスケジュールを組むと疲れてしまうため、週単位でいいので何をやるか、何の弱点を克服するかを明確にしていきましょう!
苦手教科を作ってしまうのは受験では致命傷です!
「得意教科で取り返すから!」と思っていても、得意分野は既にある程度点数が取れているのであまり上積みを期待できません。
さらに本番、得意教科で思っていたほど点数が取れなかった、となってしまったら・・・。
こーへー
目も当てられませんね。苦手はつぶしておきましょう。
こーへー
苦手をつぶすといっても、平均レベルまでできるようにならなくても大丈夫です。
競合する受験生平均の8割程度、偏差値なら40後半程度まで持ってこれれば御の字でしょう!
こーへー
ちなみに、理系科目の方が得意層と苦手層が二極化しやすく差が付きやすいため特に注意です!
(※数学・理科は満点を取る人もいれば0点を取る人もいますが、英語・国語・社会ではここまで極端になりにくい。)
課題や模試に追われていると、普段の授業の復習や模試の復習ってつい後回しになっちゃいますよね。
しかも、復習はしなくても誰からも怒られないので”重要性に気づきにくい”のが厄介なところ。
しかし、復習しなかったツケはボディブローのように、後で取り返しのつかないことになってしまいます。
こーへー
”復習しなかった”というのは私の失敗事例です。
現役時には復習をほとんどしていませんでしたが、京大に落ちてから初めてその重要性に気づきました。
人は全く復習をしなければ、1日後には67%もの知識を忘れてしまうと言います。(「エビングハウスの忘却曲線」)
こーへー
復習は簡単でもいいのでその日のうちに行っちゃいましょう!
「なるべく短期間で結果を出したい!」「効率的に単語を覚えたい!」
これらは受験生にとって永遠のテーマともいえるでしょう。
こーへー
確かに闇雲な勉強はよくないですが、あまり効率のみ重視して地味な勉強をないがしろにするのもどうかと思います。
地味な勉強とは、”英単語を覚える” ”年号を覚える" ”基礎問題を繰り返して苦手を克服する” といった勉強です。
これらは一朝一夕で身に着くものではありません!
こーへー
語呂合わせで覚えたり、お気に入りのマーカーを使ったり、楽しくするための工夫は大事です。
ですが、いたずらに効率のみ追い求めても結果はついてきませんよ。
焦る気持ちも分かりますが、時には「急がば回れ」も必要です!
「量より質」
こーへー
よく聞く言葉ですが、少なくとも受験ではこれは嘘です。
むしろ量の方が大事です!
アナタが100人に1人の天才なら話は別ですが、他の受験生もビックリする量の勉強をしている中、それに勝るレベルの勉強の「質」を確保できていますか?
こーへー
失敗例4とも関連しますが、基礎習得や苦手の克服に魔法はありません!
質を無視しろとは言いませんが、しっかり量をこなすことも大事です!
こーへー
これも私の個人の失敗談ですが、現役時は勉強量が足りず、合格を逃すことになりました。
どの程度の勉強量だったかというと、ざっくり夏:6~7時間、秋冬:7~8時間。
こーへー
ただでさえ学力的に厳しかったのに、京大志望者は10時間以上勉強する人がザラなので、この勉強量では少なすぎました・・・。
こーへー
この量が絶対ではありませんが、参考にしてもらえると幸いです。
こーへー
さて、ここからは勉強以外の失敗事例をご紹介します!
学力や勉強法より影響が大きいかもしれませんよ!
彼氏or彼女と一緒に勉強を頑張る、と聞くとなんだかモチベーションも上がりそうですよね。
私も一人で勉強するより仲間がいた方がいい、というのは激しく同意します。
こーへー
しかし、そこに恋愛が混ざると、勉強に身が入らなくなる人が多かったです。
さらに生々しい話ですが、浪人時の友人を見ていると、片方受かって片方落ちる、というパターンが多かったです汗
一緒に頑張るのはいいですが、受験が終わるまでは勉強に専念しないと後で泣きを見ます。
こーへー
”相手だけ受かって自分は落ちる”ってパターンが一番最悪ですよ・・・。
これは浪人生に多いのですが、塾は出席管理が学校ほど厳しくないので授業をサボろうと思えばサボれてしまいます。
こーへー
しかし、はっきり言って論外です。
私の経験上でも、塾に来なくなった友人が何人もいますが、誰一人として第一志望には受かりませんでした。
授業に出ればいい、という訳ではありませんが、授業にすら来ないのは受験に向けての心の準備が全くできていないと言わざるを得ません。
こーへー
皆さんもそういう人の影響を受けないようにしてくださいね!
皆さんの周りにも必ず一人はいるであろう教材マニア(笑)
やたらとテキストや単語帳に詳しく、色々おススメしてくると思います。
こーへー
ただ、教材に詳しくなったところで、受験では1点の得にもならないですからね。
こーへー
大事なのは、中身の問題や解説にどこまで詳しくなれたか。
1つのテキストや単語帳を完璧にして覚えこむくらいまでやる方が身になります!
「暗記してしまったらそのテキストを使う意味がないじゃないか!」という声は無視して構いません(笑)
答えや解説がついているテキストすらまともに理解できない人に本番の問題は解けませんから。
試験本番に体調が悪いという状態では当然ながらベストパフォーマンスを出すことはできません。
しかも昨今はインフルエンザや新型コロナウイルスへの警戒感が強まり、体調が悪いとそもそも試験を受けられない、という恐れだってあるわけです。
普段から睡眠、1日3食しっかりとって体調を整えておきましょう。
こーへー
また、受験本番は朝から試験があるため、夜型の生活リズムの人は試験の1か月前から朝方に切り替えるようにしてくださいね!
模試でA判定続きだったり、周りから「キミは大丈夫だから」と言われたり、デキる人ほどよくあると思います。
そこで自信をつける分にはいいですが、決して過信したり油断してはいけません!
こーへー
あからさまに天狗になる人はいないと思いますが、無意識で”心の緩み”が生じてアクセルを緩めてしまう人が多いので注意です。
こーへー
A判定→「あぶない」A判定
B判定→「ビビれ」のB判定
こーへー
以上、受験の失敗事例でしたが、改めておさらいしておきましょう。
こーへー
失敗する方法が分かれば、これらを避けながら自分に合った勉強法を探すのみ。
皆さんが自分なりの勉強法を見つけて合格を勝ち取ることを祈っています!
>京都大学文学部出身。
>現役時は0.8点差で不合格→1浪の末合格!
>受験勉強の酸いも甘いも知り尽くす。
>塾講師の経験アリ→教育業界の裏側を知る
>Twitterでも忖度ナシの情報発信中!
・京大には現役時0.8点差で落ち、浪人の末、第一志望合格を果たす!
・浪人生活の中では、センター試験3日前に熱で倒れるという体験も。
・LIFENOTEでは主に「受験」担当