【TOEIC960点がやさしく解説】意外とつまづきやすい、英語の「SVOC」とは?(第1回)

記事更新日: 2020/09/12

ライター: かなあこ

この記事に書かれていることまとめ
  • SVOCはそれぞれどういう意味?
  • 文型って何?

こんにちは!LIFENOTEリーダーのかなこです。

この連載では、元英語講師である私が大好きな英文法を1つひとつ徹底解説していきます。

著者プロフィール
かなこ
  • TOEIC 960点
  • 広島育ちの純日本人
  • 4歳~高校卒業まで、大手英会話スクールに通っていた
  • 大学進学のため、約5年間アメリカに在住
  • 1年弱、アメリカでの就業経験あり
  • 元英語講師 (TOEICとTOEFLの試験監督してました)

過去に受験した英語試験:

  • 実用英語技能検定 (英検)
  • 英検Jr. (児童英検) 
  • TOEIC
  • TOEFL(PBT)
  • GETC for Students

英語で出てくる文型5種類

主に中学・高校の英語で出てくる文型は次の5種類です。

第1文型 SV
第2文型 SVC
第3文型 SVO
第4文型 SVOO
第5文型 SVOC

はるっぺ

き、、、記号がいっぱい…(汗)

これから数回に分けて、1つずつ解説していきますね。

まずは用語を解説

まずは文型で出てくるアルファベット4つ「SVOC」を見ていきましょう。

それぞれ、文章内の役割を表しています。

  • S:主語 (Subject) 
  • V:動詞 (Verb)
  • O:目的格 (Object) 
  • C:補語 (Complement)

はるっぺ

いきなりアルファベット出てきた…

かなこ

このSVOCは、それぞれ

「主語」「動詞」「目的格」「補語」を

表す英語の頭文字から取っています。

だから多くの日本人は

記号だけで混乱しがちなんです…(汗)

4つのアルファベットを1つずつ見ていきましょう。

S(主語)「誰が」

まず「S」は主語です。

"Subject"の「S」からきていますが、「主語(Syugo)」の「S」と覚えてもよいでしょう。

文章内の主人公を表します。そのため名詞がSの役割を担うことが多いです。

V(動詞)主語が行う動作

その主人公がどうなっちゃうの?何するの?

これを表すのが、動詞「V」です。

動詞を表す英語"Verb"からきています。

 

どんな文型であれ、英語の文章は必ず主語と動詞で始まります。

どの英文にも必ず主語と動詞は1つ入っているので、まずはこのSとVを見極めるようにしましょう。

O(目的格)動作の対象「何を?」

そして文章の主人公(S)が動作を行うとき、1人では行えない動きを必要とするときもあります。

  • 私は、食べる。
  • 私は、飲む。
  • 私は、見る。

たとえば上の文章を見たとき、

「何を食べるの?」

「何を飲むの?」

「何を見るの?」

と気になると思います。

 

この「何を???」の部分が、目的格「O」です。

文章の主人公「S」が、動作を行う対象を表しています。

試しに先ほどの文章3つに「O」を足してみましょう。

  • 私は、チョコレートを食べる。
  • 私は、コーヒーを飲む。
  • 私は、映画を見る。

「チョコレート」「コーヒー」「映画」は全て「O」となります。

このように「O」には名詞が来ることが多いです。

 

英語の"Object"からきていますが、「何を?」の「を(O)」で覚えましょう。

C(補語)「どんな状態?」詳しく説明

そして「C」は「補語」を表します。

これは「S」や「O」がどんな状態なのか、を詳しく説明しています。

たとえば下の文章を見てみましょう。

This book is red. 

(訳:この本は赤いです。)

まず英語は「『誰が』+『何をする』」ではじまります。

したがって今回の主人公は「This book」となり、

  • 「誰が」→「This book」
  • 「何をする」→「is」※be動詞

ということになります。

 

そして"is"をはじめとするbe動詞は「=イコール」の役割があります。

be動詞の直前・直後にあるものをつなげる役割があります。

つまり今回は、下のようになります。

This book (=) red

今回の「red」のように、主人公を始めとする名詞を詳しく説明するものを、補語「C」と言います。

かなこ

次回は実際に、文型を1つずつ見ていきます!

第2回につづく…

この記事を書いたライター

かなあこ

基本プロフィール

  • TOEIC 960点
  • ネイティブの広島弁とネイティブ並みの英語を使いこなす純日本人
  • 4歳~高校卒業まで、大手英会話スクールに通っていた
  • アメリカの大学に進学⇒現地で就業。約5年間在住し帰国
  • 帰国後は英語講師や翻訳、Webライターなど幅広く活躍中!

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