こんにちは!LIFENOTEリーダーのかなこです。
この連載では、元英語講師である私が大好きな英文法を1つひとつ徹底解説していきます。
このページの目次
主に中学・高校の英語で出てくる文型は次の5種類です。
第1文型 | SV |
第2文型 | SVC |
第3文型 | SVO |
第4文型 | SVOO |
第5文型 | SVOC |
はるっぺ
き、、、記号がいっぱい…(汗)
これから数回に分けて、1つずつ解説していきますね。
まずは文型で出てくるアルファベット4つ「SVOC」を見ていきましょう。
それぞれ、文章内の役割を表しています。
はるっぺ
いきなりアルファベット出てきた…
かなこ
このSVOCは、それぞれ
「主語」「動詞」「目的格」「補語」を
表す英語の頭文字から取っています。
だから多くの日本人は
記号だけで混乱しがちなんです…(汗)
4つのアルファベットを1つずつ見ていきましょう。
まず「S」は主語です。
"Subject"の「S」からきていますが、「主語(Syugo)」の「S」と覚えてもよいでしょう。
文章内の主人公を表します。そのため名詞がSの役割を担うことが多いです。
その主人公がどうなっちゃうの?何するの?
これを表すのが、動詞「V」です。
動詞を表す英語"Verb"からきています。
どんな文型であれ、英語の文章は必ず主語と動詞で始まります。
どの英文にも必ず主語と動詞は1つ入っているので、まずはこのSとVを見極めるようにしましょう。
そして文章の主人公(S)が動作を行うとき、1人では行えない動きを必要とするときもあります。
たとえば上の文章を見たとき、
「何を食べるの?」
「何を飲むの?」
「何を見るの?」
と気になると思います。
この「何を???」の部分が、目的格「O」です。
文章の主人公「S」が、動作を行う対象を表しています。
試しに先ほどの文章3つに「O」を足してみましょう。
「チョコレート」「コーヒー」「映画」は全て「O」となります。
このように「O」には名詞が来ることが多いです。
英語の"Object"からきていますが、「何を?」の「を(O)」で覚えましょう。
そして「C」は「補語」を表します。
これは「S」や「O」がどんな状態なのか、を詳しく説明しています。
たとえば下の文章を見てみましょう。
This book is red.
(訳:この本は赤いです。)
まず英語は「『誰が』+『何をする』」ではじまります。
したがって今回の主人公は「This book」となり、
ということになります。
そして"is"をはじめとするbe動詞は「=イコール」の役割があります。
be動詞の直前・直後にあるものをつなげる役割があります。
つまり今回は、下のようになります。
This book (=) red
今回の「red」のように、主人公を始めとする名詞を詳しく説明するものを、補語「C」と言います。
かなこ
次回は実際に、文型を1つずつ見ていきます!
第2回につづく…
過去に受験した英語試験: