英語力ゼロで海外留学して英語が聞き取れるようになるまでのロードマップ!

記事更新日: 2021/11/22

ライター: SEICA

日本人の英語学習で躓く人が多いリスニング。勉強を続けていても、なかなか上達せず「いつになったら聞き取れるようになるんだ…」と途方に暮れてしまう人も多いでしょう。

そこでこの記事では、英語力ゼロでアメリカに留学して英語を習得するまでに経験した道のりを「ロードマップ」として紹介していきます。

SEICA

英語学習者の人が道に迷わないように役立ててもらえたら嬉しいです!

英語を勉強する上で、上達した時のイメージや、上達するまでの過程をより具体的にイメージしておくことが重要です。

他言語を習得するまでに必要な期間は、一般的に4〜5年といわれています。習得に時間がかかるのは、今勉強している皆さんだけではないので安心してください。

 

私も完璧に英語を習得するまでには4年ほどかかりました。

リスニングに関していえば、上達にかかる期間はもっと短いでしょう。どれくらいのペースで、どれくらいの成長が期待できるのか、なんとなくでもイメージできていると学習を続けるモチベーションにつながるでしょう。

英語が喋れるようになるまでのステップ
    • 一対一で自分に話しかけられている時

    • 予習をしてきたときの授業

    • 複数人での会話(自分に関係ある話)

    • スピーチ(自分に直接関係ない話)

    • 繰り返し聞いている曲の歌詞

    • カフェの隣で話している人の会話

    • 複数人での会話(第三者に関する話)

    • ディズニー映画

    • 予習してない授業

    • バーやクラブなど雑音の中での若者の会話

    • アクション映画とかドラマ

細かくステップに分けるとこんな感じになります。具体的なイメージを持ってもらうために、詳しく説明していきます。

 

留学を通して英語が喋れるようになるまでの経験を書いている記事もあるので読んでみてください♪

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【留学経験】1年以下の留学は無意味?英語習得までに必要な期間は?

自分リスニング力の成長を実感するタイミング

英語が喋れるようになるまでのステップ
    • 一対一で自分に話しかけられている時

    • 予習をしてきたときの授業

    • 複数人での会話(自分に関係ある話)

    • スピーチ(自分に直接関係ない話)

    • 曲の歌詞

    • カフェの隣で話している人の会話

    • 複数人での会話(第三者に関する話)

    • ディズニー映画

    • 予習してない授業

    • バーやクラブなど雑音の中での若者の会話

    • アクション映画とかドラマ

このステップ11段階のステップの中で特に成長を実感するのが、「3→4」「6→7」「8→9」の3つのタイミング。

 

それぞれのタイミングで、自分でも変化を噛み締めました!

経験したことがない人にとっては不思議な感覚に思えるかもしれませんが、各レベルである程度のリスニング力がついてくると、今までは雑音にしか聞こえていなかった英語の音が会話に聞こえるんです。

「1〜3」レベル|自分主体の話であれば理解できる

まず一番初めのレベルが、自分が主体の話題であれば会話の内容が聞き取れるというレベルです。

このレベルなら留学で毎日英語漬けになっていれば1〜2ヶ月。日本にいても毎日英語を聞く習慣・効率の良い勉強法を実践していれば半年くらいでは到達可能でしょう。

 

日本で勉強する場合は、いかに効果的な学習法を実践できるかに上達はかかっています。

自分に合った勉強法を効率よく見つける方法を紹介しています↓

自分が質問したことの答えを理解したり、複数人での会話は、昨日の出来事とか共通の知り合いの話など、事前情報があればなんとなく理解が追いつくというレベル。

 

複数人での会話で発言するほどは理解のスピードが追いついていないので、発言はできませんでした。

初めて学ぶ英語以外の授業の内容も、事前に予習すれば理解はできました。

「4〜5」レベル|【1対n】の話題が理解できるようになる

レベル3から4になった時に、自分の中で大きく変化したのは、頭の中の情報処理力です。留学していれば半年から1年、日本での学習であれば1年程度で到達可能でしょう。

このレベルになると「1対1」の対話以外にも、スピーチや曲のような「1対n」の話題も聞き取れるようになりました。

 

自分主体の話題ではなくても、自分のペースでリスニングができるので意外と聞き取りやすいんです。

変化した頭の中の情報処理力というと、いわゆる英語脳というやつです。

今まで日本語を英語に、英語を日本語に、翻訳しながらゆっくりの対話(問いかけ)についていくのが精一杯だったレベルから、質問以外の端的な英語発言のや歌詞が、英語で脳にインプットされて英語でそのまま理解できるようになりました。

 

ぼーっと英語を聴いていても耳にスッと入ってくる感覚が身についてきます。

「6〜7」レベル|会話の途中からでも話題が理解できる

このレベルでは、自分に全く関係ない且つ、話の途中からしか聞いていないような文脈のわからない話が理解できるようになります。

留学していれば1年ほどで到達可能なレベルでしょう。日本で勉強していても、耳が英語に慣れてくれば1年半くらいでも到達可能なレベルです。

 

日本語なら当たり前に聞こえてくる会話も、英語初心者にとってはただの雑音…

このレベルまでくると、電車やバスのアナウンスや、ショッピングモールの案内なども、難なく聞き取れるようになるので、日常生活の中の情報量がとても増えます。

「8〜9」レベル|長時間の英語も聞き取れる

「英語の勉強に映画みるといいよ!!」とよく聞きますが、個人的には、初心者にとって映画はかなりレベルが高いと思います。映画は長くて集中力を持続させるのが難しく、先の展開がわからないので話についていくのが難しいのです。

予習なしで授業を受ける場合も、話の先の展開が全くわかりませんから、初心者だと途中で集中力が切れてしまって、追いつけなくなるということが起こります。

 

集中力を持続させて英語のリスニングをし続けるのは初心者には難しいんです。

このレベルに到達するには、留学していれば1年半ほど、日本にいても1年半〜2年ほどあれば、上達するでしょう。

「10〜11」レベル|テンポのはやい会話・スラング

レベル9から10に到達するのにはかなりの時間を要します。留学していても2〜3年ほどかかりました。

大勢が集まってガヤガヤ話すような場面、最初のうちは誰がなんの話をしているのかの理解が追いつかず、自分が発言するほど余裕を持って理解することができません。

若者同士の会話は特に難しく、スラング乱用とテンポの速さ。それにジョークが加わると何が事実で何がジョークかまじでわからん状態になります。

 

日本語でも若者言葉って難しいですよね。

ここのレベルまで理解できるようになったら自分が会話の中心になってその話を進められるようになるので、英語話すのめちゃくちゃ楽しくなります。

これくらいのレベルまでいくと、ビジネスで英語使うことになっても自信持って話せるかなという感じです。私は、インターンとかで英語使って仕事していました。

まとめ

この記事では、英語のリスニングが上達する前の道のりを紹介しました。

自分が英語を聞き取れるようになるイメージをしっかり持って日々の学習に励みましょう。

この記事を書いたライター

SEICA

  • アメリカの大学を卒業
  • 4年間アメリカに在住
  • 高校卒業後、全く英語が喋れない状態で渡米
  • TOEIC・TOEFL・英検受験経験あり
  • 帰国後はフリーランスとして、Webライターなど幅広く活躍中!

 

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