【受験生必見】受験勉強&本番で焦ったときの対処法まとめ!

記事更新日: 2021/11/24

ライター: こーへー

長きにわたる受験期間において、「焦り」は誰もが感じることがあるでしょう。

特に直前期になればなるほど焦りと不安は大きくなるものです。

こーへー

「焦るな」と心で思っても、そう簡単に焦りは止まりません。

焦りを無くそうと思うと、焦りを意識してしまってさらに落ち着かなくなるという悪循環に陥ります。
逆にこの焦りという感情を上手くコントロールできると受験勉強が楽になりますし、本番も怖くありません!

こーへー

この記事では受験生にとって切っても切れない「焦り」と上手く付き合うコツを解説します。

▼この記事を読んで分かること

・「焦り」の根本原因と対応法を徹底解説
・「焦り」を感じたときにすぐ効く対応方法
・試験本番で焦ったときの対処方法!~これさえ読めば本番も怖くない~

プロフィール
こーへー
京都大学文学部卒
・京大には現役時0.8点差で落ち、浪人の末、第一志望合格を果たす!
・浪人生活の中では、センター試験3日前に熱で倒れるという経験も・・・
・LIFENOTEでは「受験」を担当

なぜ「焦り」を感じてしまうのか

こーへー

まずは焦りの根本原因を考えてみましょう。
代表的な3つの原因を挙げています。

原因が分かるだけで、対処法も明確になりますよ。

原因① 合格したい!という気持ちと現実のギャップ

合格したいという気持ちが強かったり、真面目な性格の人ほど、「できていない自分」へフラストレーションがたまり焦りに繋がります。

こーへー

「何でうまくいかないんだろう」という負の思考スパイラルに陥ってしまいます。

多少のハングリー精神は必要ですが、一歩間違うと上記のような自己嫌悪のスパイラルにはまってしまいます。

こーへー

こういう時は「できない自分」に目が向いているため、「できるようになったこと」に意識的に目を向けましょう。
些細なことでもいいです。

例えば「テストで点数が3点上がった」「この教科のこの部分だけはできるようになった」などですね。
あるいは、「毎日授業行っててえらい」とか「今机に向かっていてすごい」という小さいことでもいいです。

こーへー

頑張っている自分を認め、受け入れることが大事です。

原因② やるべき勉強が多すぎて終わらない

こーへー

受験勉強はとにかく量が多いです。

やってもやっても終わらない課題・問題を前に焦りを感じることも多いでしょう。

まずは、やるべき課題をなるべく細かく、かつ具体的に紙に書き出してみましょう!
これを「タスクリスト」と言います。
「見える化」することで、頭を整理することができ、心も落ち着きます。
(※スマホのメモ機能は、ついつい他のアプリを見てしまうのでおススメしません。)

そして、完了したものから順にペンで二重線を引き消していきます。

こーへー

こうすることで、「やるべきこと」と「達成したこと」がはっきりします。
「多すぎて何から始めればいいか分からない」という状態から脱せます。

また、発想を変えることも必要。

こーへー

受験勉強に終わりはありませんが、一方で完璧を目指すことが目的ではありません。

こーへー

全部を完璧にやる必要はなく、多少は「捨てる」ことも必要です。
そうでもしないと回りませんから。

完璧に全部こなそう!と強く意気込まないことも時に大事です。

原因③ 他人と比べすぎてしまう

これも多いパターンですね。特に成績の良い友達が近くにいると、どうしても自分との差に目が行きがちになります。

こーへー

成績の伸びは個人差があるので、気にする必要はありません。
特に現役生は秋~冬という受験直前に急激に学力が伸びるパターンが多いです。

こーへー

受験は最終的には自分との戦い。なぜなら、試験で何点とったらいいかはある程度分かっているからです。

こーへー

そこを超えられるかどうか、だけなので、あまり他人と比較しすぎる必要はありません。

焦りを感じたときにすぐ効く対応方法4選!

①深呼吸

手っ取り早くて効果があるのはやはり深呼吸!
腹式呼吸を意識して深呼吸をすることで副交感神経が優位になり、気持ちを落ち着かせることができます。

ポイントは5秒吸って10秒以上かけて息を吐くこと。
横になり、お腹に手を当てて膨らみとへこみを感じながら行うとより効果的です。

こーへー

現代人は、呼吸が浅くなっています。
自分が思っているよりも、一回り深く呼吸してみましょう

時間にして1分、回数にして5回くらい繰り返すだけで効果があります。

②運動などで体を動かす

焦りを感じているときというのは脳が「ぐるぐる思考」に陥っている状態です。

こーへー

こういうときは体を動かすことも効果的です。
脳の意識を強制的に「からだ」に向けさせることで、焦りから意識を遠のけることが目的です。

「運動すると気分が明るくなる」とはよく言いますがメカニズムはこういうこと!
リフレッシュにもなりますし、まさに一石二鳥です!

③感じていることを紙に書きだす

やるべきことを紙に書き出すことだけでなく、自分の感情そのものを紙に書いてみることも有効です。
殴り書きでもいいので、感情を全て紙にさらけ出してみましょう。

こーへー

見える化、という工程はどんな場面でも、思考や感情を整理する上でとても大事な作業。

こーへー

書ききったら、ビリビリに裂いてゴミ箱に捨てるなどして、すっきりしましょう。

④どうにもならないときは寝る

こーへー

どうしても、焦りから勉強が手につかないとき、「寝る」というのも1つの手です。

寝ることで脳内では情報がすっきりされ、翌日には少し気持ちを整理した状態で望むことができます。

あまりに感情をコントロールできないときは、いっそのこと寝る方が心身ともに休めて効果的な場合もあります。

こーへー

当然、寝てばかりでは勉強時間を確保できないため、早く寝たらその分早めに起きるなどバランスを取ってください。

試験本番で焦ってしまったら??

こーへー

ここからは試験本番でテンパった時の対処法をご紹介します。

カンタンな方法ばかりなので、頭の片隅に覚えておいて損はないですよ!

目をつむって深呼吸

深呼吸は受験本番でも効果的です。

こーへー

自宅でいるときのように、横になって何回も、という訳にはいきませんが、
それでも1~2回行ってみるといいでしょう。

目をつむって、情報を一時的に遮断すると気持ちもリセットできます。
超時短の気持ちの切り替え術です!

問題を飛ばして次の問題へ

こーへー

よく言う話ですが、受験は全問題を完璧に解く必要はありません。

こーへー

分からない問題はどんどん飛ばしましょう。
一度見て分からなくても、後で見たら解法が浮かぶ、ということも多いです。

同じ問題で立ち止まってもその問題が解ける可能性は低いですし、何より貴重な時間がどんどん失われます。

こーへー

問題を飛ばす勇気を持つことはとても大事ですよ。

焦るのは当然

こーへー

まず試験本番というものは焦って当然だということを自覚しましょう。

「模試では成績が良かったから本番はもっと上手くいく!」
「あれだけ勉強したから、本番は最高のパフォーマンスが出せる!」

こーへー

これらは基本的にウソです!

こーへー

本番は、「環境」「周りの人」「緊張感」、全てが普段とは違います。
「特殊な環境」「非日常的な環境」にいると言ってもいいのです。

こーへー

そんな特殊な環境で普段通りを出すのは困難です。

上手くいかなくて当然、焦って当然なのです。

初めから、「本番は模試ほど上手くいかない」と自覚していれば気持ちも多少軽くなるはずです。

最後に~焦り=悪、ではない!~

こーへー

焦りというと負のイメージを持ちますが、それも自分が頑張っていることの裏返し。

まずは頑張っている自分を認めてください!

一方で、最悪なのは焦りで勉強が手に着かなくなること・・・

こーへー

この記事でご紹介した対処法を参考に焦りと上手く付き合ってください。

こーへー

今ある感情を完全になくすことは難しいです。
感情を押し殺すのではなく、根本原因を理解し、共存することが大事です。

この記事を書いたライター

こーへー

>京都大学文学部出身。
>現役時は0.8点差で不合格→1浪の末合格!
>受験勉強の酸いも甘いも知り尽くす。
>塾講師の経験アリ→教育業界の裏側を知る
Twitterでも忖度ナシの情報発信中!

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