浪人生、高校生でも大学生でもない何ともいえないポジション。
こーへー
かくいう私も浪人を経験した1人。
思い返せば非常に「特殊な」1年だったと思います。
特殊であるからこそ、高校生でも大学生でもしない色んな経験があります。
そして、浪人生ならではのあるあるも沢山あります!
こーへー
そこで、今回は浪人生なら誰もが共感してくれるであろう「あるある」を一挙に15個紹介します。
このページの目次
落ちたとはいえ、1年受験勉強を経験した浪人生。
現役生との差は大きく、模試はA・B判定が出やすいです。
この時期はまさに無敵状態!
何で現役の時落ちたんだろうと、落ちたショックも忘れ、来年確実に受かったように錯覚する人が続出します。
こーへー
しかし、無敵なのも夏まで。
春に余裕こいて手を抜くと夏以降に地獄を見ます。
無敵状態を本番につなげるためにも、手を緩めないことが大事ですね。
受験生はとにかく運動機会がない。体育の授業すらない浪人生は尚更です。
部活を引退した後、1回も運動していないという浪人生も多いことでしょう。
しかも、浪人生活では「食」くらいしか楽しみはなくなります。
その分、体重増加に歯止めがかからない、ということも。
こーへー
自分も浪人の1年で12㎏太りました・・・
大学の学生証は受験票の写真が採用されることが多く、太った状態の学生証を4年間持ち続けないといけないということも汗
こーへー
これは入学してから気づきましたが、意外な盲点です。
学生証はともかく、太ったとしても体調管理には気をつけましょう!
浪人すると、浪人クラスのある予備校に通う人が多いでしょう。
色んな県から生徒が来ていることも多く、高校までと違い、制服や化粧も自由。
こーへー
その分、めちゃくちゃ老けた感じの人や、化粧で大人びた人もままいます。
徐々に慣れてきますが、予備校で最初新鮮に思う部分の1つですね。
浪人するということは受験生を2年間続けるということ。
こーへー
結果が出ているか否かに関わらず、秋ごろから「勉強」そのものに飽きてきます。
こーへー
自分も結果はどうなれ、秋くらいに本番が早まってくれないかなあと思っていました。
それでも勉強し続けないといけない運命にあるのが浪人生です。
とにかく走り続けることが大事ですよ!
浪人生になると、学校行事も修学旅行もなく、文字通り勉強一色の毎日。
夢も必然的に受験ばかりになります。
特に多いのは、本番当日の夢と合格発表の夢!
こーへー
落ちる夢も、合格する夢も、どちらも見ますね。
自分は落ちる夢の方が多かったです。
ちなみに、落ちる夢を見たからといって、現実とは全くリンクしませんのでご安心ください!
浪人中は、大学デビューした友達とばったり会うこともしばしば。
大学の楽しい話を聞くのも辛いですし、気を遣わせて会話が盛り上がらない、というのも何か気まずい。。
こーへー
あんな複雑な感情を抱く経験もなかなかないですね。
仮にこういうシチュエーションでも、気兼ねなく話せる友達は貴重ですね!
合格して楽しそうに過ごす友達を見たり、楽しそうなSNSを見たりしていると、
「自分って今なにやってんのかな・・・??」
と思ったりすることが多々ありますね。
中には「客観的に見たらニートじゃん!」と思う人も・・・。
こーへー
センチメンタルな気分になっても、早く切り替えないと時間の無駄ですからね。
こーへー
オーバーフローするくらい勉強して忘れる人も多いです。
予備校という新しい環境になると、当然人間関係も一新されます。
そこで恋が芽生えて・・・なんてケースも予備校内で多々見られますね。
こーへー
忠告するなら、恋愛に溺れて受験は成功しません。
こーへー
特に、男子の方が恋愛に浮かれやすく、当然落ちる確率も高いというのが私の感覚です。
恋愛体質の人は特に注意が必要です。
長い長い浪人生活。集中力を保つのも容易ではありません。
中には、予備校から脱走するかのごとく、途中から来なくなるヤツもいます。
こーへー
あんだけ高い授業料払っているのに!?って思いますけどね。
笑えないあるある話ですが、皆さんはそういう人に影響されないようにしましょう。
遊べない浪人生にとって数少ない楽しみは「食」
バイトも出来ず、お酒も飲めないことから、楽しめる食というと真っ先にラーメンが上がります。
こーへー
予備校の周辺にあるラーメンを開拓している人も多いですね。
制約が多い中で見出した数少ない趣味が「ラーメン」という人は多いと思いですね。
えてして予備校周辺はラーメン激戦区だったりします。
こーへー
ラーメンばっか食って太るヤツもいます。
模試は現役生は制服で参加してくる人が多いです。
現役生・浪人生ごちゃまぜの模試(大学別模試など)では、制服の受講生も半数くらいいます。
こーへー
この時に「自分は浪人生なんだなあ」と強く感じます。
このように現役生の時は何とも思わなかったのに、浪人生になると急に意識が向くという事例は多いです。
用事などで母校に行くと、高校生のハツラツさ、若さを目の当たりにして自分が年をとったと痛感します。。
こーへー
客観的に見れば1歳しか変わらないんですが・・・
後々考えると、大差ない話なのですが、この時はなぜか現役高校生の若さがまぶしく感じられます。
2年におよぶ受験生活。家族のサポートは不可欠です。
こーへー
受験生活も2年目になると、家族に気を遣われていることに気づきます。
その一方で、それが有難くも感じられます。
家の中に「えもいわれぬ」緊張感がありますが、その中でもサポートしてくれる家族の存在は有難いもの。
また、その有難みを感じることができた自分の「内面の成長」を感じる瞬間でもあります。
2年にも及ぶ受験生活を経験するとその間に葛藤、不安、迷い、色んな感情が出てきます。
こーへー
負の感情を一通り感じたら、ふと気持ちが楽になり、「準備万端、いつでも大丈夫」という状態に達します。
「やるべきことは全てやったから、あとは運を天にまかせるだけ」という悟りにも似た境地に達します。
こーへー
受験における、「至高の領域」「ゾーンに入った」とでも言いましょうか。
やり切った人こそ、こういう境地に至りますね。
浪人してまで受験勉強をすると、ある程度の内容は勉強しきっています。
当然、勉強に終わりはありませんが、学力では圧倒的に浪人生が有利。
こーへー
しかし、実際は浪人生でも落ちる人は結構います。
学力はあっても1年の浪人生活についていけず、脱落する人は大勢います。
「浪人生活は耐久レース」なのです。
それくらいにメンタル要素が大きい世界です。
自分の弱さに打ち勝ってこそ、合格を勝ち取ることができますし、一生モノの経験になりますよ!!
こーへー
私が体験したり、見聞きした「あるある」を15紹介しました。
笑えるものから、冗談にならないものまで色々ありますが(笑)
ただ、浪人生活の1年がかなり特殊であることは変わらないでしょう。
こーへー
私も経験しましたが浪人は辛い1年です。
こうしてネタに出来るのも、合格できたからこそだと思います。
この記事を読んでリラックスしてもらうとともに、失敗あるあるについては自分がそうならないようにしてください。
こーへー
浪人の1年を笑って語れるか否かはアナタの頑張り次第ですよ。
>京都大学文学部出身。
>現役時は0.8点差で不合格→1浪の末合格!
>受験勉強の酸いも甘いも知り尽くす。
>塾講師の経験アリ→教育業界の裏側を知る
>Twitterでも忖度ナシの情報発信中!
・京大には現役時0.8点差で落ち、浪人の末、第一志望合格を果たす!
・浪人生活の中では、センター試験3日前に熱で倒れるという経験も・・・
・LIFENOTEでは「受験」を担当