浪人生の皆さん、12月は満身創痍、という状態の人も多いかもしれません汗
こーへー
長い受験勉強で、精神的に相当疲れていると思います。
しかし、ここで手を抜くと悪夢再び、という結果になってしまいます。
この時期は学力を上げることも大事ですが、それよりも集中力とモチベーションを維持することがさらに大事。
こーへー
結論から言うと、「勉強し続けるしかない」のですが、その重要性と浪人生の12月の過ごし方をご説明します。
このページの目次
こーへー
浪人生は1年半以上勉強しており、この時期は「持久力」が超重要です。
受験とはマラソンに例えられるように「持久戦」でもあり、浪人生ほどその傾向は強くなります。
こーへー
では、いかにして持久戦を戦い抜くか、答えはシンプルです。
こーへー
答えになっていないように見えますが、ちゃんとご説明します。
普通に考えると「集中力がないから勉強を続けられない」と思いますよね?
こーへー
しかし、実際は逆です。
「勉強を続けるからこそ、集中力が維持される」のです。
浪人生の12月というと、かれこれ1年半以上勉強を続けています。
その精神力と持久力は称賛に値しますが、ここで切れてしまったら全てが水の泡。
こーへー
というのも、一度勉強習慣が切れてしまうと、またエンジンをかけるのはかなりのストレスがかかります。
例えるなら自転車。
スピードに乗っているときはこぐのは楽ですが、一度止まるとまたスタートするのは力がいりますよね?
受験も同じで、勉強もやり続けることが結果的には最もラクなのです。
こーへー
「やる気が出るからやるのではない、やるからやる気が出るんだ」という言葉も最近よく聞きますが本質は全く同じ。
こーへー
浪人生は、学力の伸びを感じる機会が現役生より少なく、精神的にキツイ部分があります。
こーへー
それでも淡々と毎日やり続ける。
これこそが最高のモチベーション維持方法です。
それでもどうしてもモチベーションが下がってしまう場合、刺激を与えることが有効です。
刺激を与えるとは例えば、「志望校のキャンパスに行ってみる」「先生・友人と話す」「やる気が出るYouTubeを見る」などです。
こーへー
ポイントは刺激を与える回数を多くするということ。
1回の刺激で、何か月もモチベーションが続けばいいですが、人間の意志は意外と弱いもの。
こーへー
「自分の意志は弱い」という前提に立ち、やる気を上げるイベントの回数を増やすことが大事です。
頻度が上がると、モチベーションが高い状態を保ちやすくなりますよ。
こーへー
12月に勉強すべき内容は、浪人生も受験生もさほど変わりません。
現役生は12月の勉強の中心は、共通テスト対策ですがこれは浪人生も同じです。
こーへー
浪人生は共通テスト経験済みの人が多く、大学別試験対策をしたくなりますが、
やはり12月は共通テスト対策に専念すべきです。
共通テストはやはりスピードが重要なテスト。
センター試験から共通テストになりましたが、問題数に比して試験時間が短いのは変わりません。
さらに、センター試験は基礎知識重視でしたが、共通テストは思考力をより問うようになったため、内容は難しくなったとも言えます。
こーへー
いくら経験していると浪人生でも、共通テスト対策は必須です。
浪人生は現役時にも受験勉強をしており、過去問は最低1周はしているはずです。
「過去問は全部見覚えがあって、歯ごたえがない!」という方もいることでしょう。
こーへー
しかし、過去問や問題集は覚えるくらいやり込むべきです。
単に問題と答えが頭に入っているだけではあまり意味がありません。
「覚えるくらい」というのは解き方、答えまでの道筋まで頭に入っているレベルを指します。
現役生がこのレベルまで達するのは時間的になかなか難しいですが、「時間」のアドバンテージを持つ浪人生なら可能です。
こーへー
過去問を頭に叩き込むくらいの勢いで取り組んでください。
回数が多くて多すぎることはないです。
こーへー
受験は精神力が試されますが、浪人生ほど強い精神力が求められます。
現役生は「怖いもの知らず」「勢い」で行けてしまう部分もありますが、浪人生はそうはいきません。
こーへー
不合格の悪夢を繰り返さないためにも、今度こそ合格を勝ち取るためにも、「勉強し続けること」こそ最も重要です。
浪人生よ、サクラ咲け!
>京都大学文学部出身。
>現役時は0.8点差で不合格→1浪の末合格!
>受験勉強の酸いも甘いも知り尽くす。
>塾講師の経験アリ→教育業界の裏側を知る
>Twitterでも忖度ナシの情報発信中!
・京大には現役時0.8点差で落ち、浪人の末、第一志望合格を果たす!
・浪人生活の中では、センター試験3日前に熱で倒れるという経験も・・・
・LIFENOTEでは「受験」を担当