英語の試験の一つとしてTOEICテストというものがあります。
知っている人は多いと思いますが、初めて聞く人もいるでしょうか?
数ある英語の試験のうち、TOEICは就職や転職などに有利に働く場合がある試験になります。
yuki
私も就職の際にTOEICが高得点だったので有利に働きました。
英語学習のマイルストーンとしても使えるので、英語学習者にもおすすめです。
英語学習者は自分の英語の向上を図る指標がないと感じている人が多いと思います。
そんな方でもTOEICを受けてみることをお勧めします。
TOEIC試験の概要及び種類、主な勉強法に関して紹介していきます。
・TOEICの概要
・TOEIC Listening&Reading Testの問題構成
・TOEICを受けるメリット
このページの目次
TOEICはETSというアメリカの教育試験サービスが主催しています。
またTOEICの正式名称は「Test of English for International Communication」です。
日本語にすると国際コミュニケーション英語能力テストです。
また日本におけるTOEIC試験の運営を担っているのはIiBC一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会という団体になります。
ただ試験の運営をしているだけではなく、TOEIC関連の教材や書籍を制作したり、グローバル人材育成にも力を入れている団体です。
yuki
TOEIC受験において重要な知識ではありません。
主催はアメリカの教育機関であり、しっかりとテストの制作も行われているということを認知していれば問題ありません。
TOEIC試験には5種類のタイプがあり、それぞれ必要とするスキルが異なってきます。
最も一般的なテストがTOEIC Listening&Speaking Testで受験している人が多いです。
※各テストの受験者数に関してはTOEIC公式サイトで分析されています
Listening&Reading以外のテストについては就職や昇進の評価に使われることはあまりなく、受験する人が少ないです。
またSpeakingやWritting能力をはかるテストがあるということ自体、知らない人も多いというのが事実です。
TOEIC受験を考えている人はListening&Reading Testの勉強をまずはするようにしましょう。
本記事ではTOEIC Listening&Readingに絞って紹介していきます。
テスト日程感
TOEICテストの申し込みから結果送付までの日程間としては以下のようになります。
例えば2020年12月にある試験ですと第258回、259回がそれぞれ12月6日の午前と午後に開催されます。
その申し込み期間は約2ヶ月前〜1ヶ月半前となっています。
申込可能期間が4〜5日ほどしかないので、注意しましょう。
ネットで申し込みをし試験当日は会場で受付をし、試験会場で2時間の試験を受験します。
そして試験の約1ヶ月後に試験結果がネットで閲覧でき、郵送でも送られてくるという流れです。
テストの結果について
TOEICテストの結果は合格・不合格という指標ではかられません。
合格・不合格がないため、自分のレベルを数値化して把握しやすいです。
点数はMAXが990点で、企業としても英語のスキルを見るときの点数帯が500点以上や600点以上などあったりします。
テストの結果は添付写真のようなものが郵送で送られてきます。
また公式ページでなら郵送より先に結果を確認することもできます。
TOEICテストはListeningセクションとReadingセクションに分かれており、全部で200問あります。
選択問題になっており、それぞれ前半がListenig45分間、後半がReading75分間が与えられます。
答案用紙にマークをしていく方式です。
yuki
時間内に解ききるのも、大変なくらい問題量が多いです。
少しでも時間とストレスを軽減するために、先の尖っていない鉛筆を推奨します。
それではListeningとReadingで問題構成がどのようになっているのかここでは簡単に紹介していきます。
Listeningパートは4つのパートで構成されています。
Part1 写真描写問題(6問)
写真が問題用紙に印刷されています。
放送される4つの分のうちもっとも写真に適合している文を1つ選び答案用紙にマークしていきます。
Part2 応答問題(25問)
問題用紙に各3つの文が印刷されています。
問題用紙には書かれていない文が一文放送され、その応答として正しいものを3つの文のうちから1つ選んで答案用紙にマークします。
Part3 会話問題(39問)
2人あるいは3人の男女が会話をしていきます。
会話文は問題用紙には印刷されていません。
会話文に対して設問が3つ用意されており、設問1つあたりの回答の選択肢はそれぞれ4つあります。
会話に対する設問の回答として正しいものを選択します。
Part4 説明文問題(30問)
アナウンスなどの放送分が流れます。
放送分は問題用紙には印刷されていません。
放送分に対して設問が3つ用意されており、設問1つあたりの回答の選択肢はそれぞれ4つあります。
放送文に対する設問の回答として正しいものを選択します。
Readingパートは3つのパートで構成されています。
Part5 短文穴埋め問題(30問)
各問題で短文が用意されており、1部分が()になっています。
選択肢が4つあり、()にはいる単語やフレーズを選択肢ていく問題です。
文法に関する知識が問われる問題となっています。
Part6 長文穴埋め問題(16問)
Part5に対し、長文が用意されており、1つの長文の中に数個()があるので、その部分を4つの選択肢から選択していく問題です。
文法に関する知識が問われる問題となっております。
Part7 長文読解問題(54問)
1つの文書から構成される問題や2つあるいは3つの文書から構成される問題など、あらゆるタイプの文書を読み解いていく問題です。
1つの文書に対し、数個の設問があり、回答として正しいものを4つの選択肢から選択し、回答していく問題になります。
就職活動・転職活動
就職活動や転職活動でTOEICの点数を見られることは非常に多いです。
TOEICの平均点は大体500点から600点になります。
TOEICを受けたことがなくてマイナスになることは少ないですが、点数が高ければ目に止まる可能性が高いです。
TOEICの点数が上がることで、英語力以外でのリターンが大きいので、スコアアップを目標に勉強するのもいいと思います。
昇進
また昇進にTOEICのスコアが見られることも多いです。
企業によって基準のスコアが違いますので、基準をしっかり把握し、スコア達成のための勉強をしましょう。
英検は日本国内で知られている英語資格試験ですが、扱われる場はTOEICより狭いです。
それに比較し、TOEICはある程度グローバルに扱われる資格試験になります。
会社での海外出向の際に使われることも多いのではないでしょうか?
また大学の短期留学の際に指標とされることも多いです。
TOEICは英検と違い合格・不合格や1級・2級といった括りがありません。
そのため全ての人が同じ試験を受け、公平に自分のレベルが点数として出てくるのです。
現状のレベルを確認するという目的でもTOEICは使いやすい試験となっているのです。
TOEICで出てくる英単語や英文は実践的なものがとても多いです。
空港での放送やオフィスでありそうな会話(例えば会議室はどこですか?など)があります。
実践的なビジネスの場で使われる英語に触れることができます。
もちろん専門的な分野の英語は出てきません。
あくまで総合的に使われうる会話になるので、ビジネス英語の基礎の部分になります。
TOEICを勉強していく中で、ビジネス英語の土台を積み上げることもできるのはメリットです。
TOEICは5種類のテストがありますが、受験者が多いのがListening&Reading Testになります。
一般的に就職・転職・昇進などの条件に課されたり、指標としてみられるのがListening&Reading Testです。
Listening100問、Reading100問から構成されており、全部で7つのPartがあります。
TOEICを受けるメリットに関しても様々あり、グローバルに英語力を判断される際の一つの指標として利用されます。
そのため英語学習のモチベーションとして利用するのはもちろんですが、就職・転職活動、昇進でも判断材料になることが多いです。
英検のように合格・不合格で判断されないため、自分の現在地が確認しやすいのも特徴です。
学生時代に海外に興味を持ち、使える英語の学習をし続けている。
英語学習の中で、英語の日常会話を難なくこなせるようになり、TOEICの点数もあげることができた。
英語を習得するために色々な勉強法を試してきました。
そういった英語学習の情報をお伝えしていきます。
学生時代、TOEIC400点レベルでマレーシアの短期の研修に参加。
中学・高校で学んできた英語は実戦では全く役に立たず、ショックを受ける。
帰国後、様々な学習方法を探究・実践。
5年間勉強し続け、今では一人でも海外旅行を楽しめるようになりました。