最近、ウサギとカメの個性的なCMで話題になっているオンライン予備校のアガルートアカデミー!(以下、アガルート)
司法試験・予備試験講座から行政書士、宅地建物取引士、社会保険労務士など士業のオンライン講座を多数そろえています。
CMでは「難関資格最短合格」と謳っていますが「オンライン予備校として本当のところはどうなの?」という点に焦点を当て、アガルートの司法試験・予備試験講座の良い評判と悪い評判、講師や講義の質、合格率までを徹底的に深掘りして予備校選びを迷っている方の悩みに答えます。
しゅん
難関資格を最短合格という根拠はどこにあるのかを掘り下げて実際にアガルートが司法試験・予備試験の予備校として選択すべきなのかどうなのかを見ていきたいと思います。
しゅん
実際の口コミを見ると、講師の質やサポートは良いけどオンライン予備校としては価格が高めという声が多く見受けられます。
しゅん
価格を他の予備校と比較してみると上の図のようになります。
合格率の高いマネジメントオプションを付けると高額になってしまいますが、
1年で1発合格を目指す場合マネジメントオプションを付けることを強くお勧めします!
しゅん
↑アガルートの公式サイトはこちら
アガルートアカデミーの宅建通信講座の評判を徹底解説! - LIFENOTE
このページの目次
看板講師の工藤講師はもちろんのこと、アガルートの講師の講義は素晴らしいという評判がたくさんあります。
他の講師も独学では得られない効率的な勉強法や独自の答案をもらえるなど、フォローまで素晴らしい講師が揃っているといえます。
しゅん
YouTubeに無料でアップされている講義もたくさんあるので、
一度見てみるとどんな講義かイメージがわいておすすめです!
アガルートは講師のサポートが大変充実しています。
「月1回30分程度の定期カウンセリング」や「Facebookグループでの講師への質問」「オンラインでの答案の添削(約100通)」が基本コースで受けることができます。
更にマネージメントオプションを付けることで予備校並みの充実したサポートを受けることができます。
しゅん
オンライン予備校の「ほったらかしなのでは?」という疑問はアガルートにはありません!
アガルートから届いた!
— 法曹志望の大学生 (@suzukaze_8172)April 22, 2021
これが新入生限定とはいえ無料は凄すぎるpic.twitter.com/RUaQfauhIk
アガルートのテキスト沢山届いた。置くとこ無い。pic.twitter.com/Luy0m3AW7t
— 雑魚 (@agaroot_)April 27, 2021
アガルートの大きな特徴として、講義を担当する講師がオリジナルで作成したフルカラーのテキストです。
講義をしている講師が実際に作ったテキストということで講義の内容が頭に入ってきやすいことは間違いありません。
また、(新)司法試験をベースにテキストが作られているため、他の予備校のテキストと比べても内容は濃いけど、テキスト自体はコンパクトに作られているという特徴があります。
この辺りを見ても「必要なものを必要なだけ」というアガルートの合理的な面が出ています。
しゅん
アガルートでは資料請求をすると全員に有料講義の講義動画と対応するテキスト(1冊)がついてきます。
講義やテキストがどんなものか無料で試せるのは大きいですね。
アガルートの講義には「講義を最大3倍速の倍速再生」「音声のみのダウンロードが可能で外でも聴ける」「受講時間が1Chapterあたり10~20分程度で短く区切られている」という特徴があり、移動などのスキマ時間を有効的に使えるように工夫されています。
しゅん
オンライン予備校を選ぶ方は社会人や時間に余裕がない方が多いと思います。
そんな中で場所を選ばずに学習できるという点は大きなメリットです。
アガルートは合格占有率の高さやサポートが充実していますが、他のオンライン予備校と比べると料金が高いです。
予備試験1年カリキュラムで652,960円でマネージメントプランを付けると1,345,960円(※どちらも税込、30%OFF適用価格)と料金は高価格になってしましますが、アガルートでは30%OFFの早期割引やアウトレットセールなどを頻繁に行っているので、セールの機会をうまく使うことや必要な講義だけを選択して申し込むことで安価に済ますことも可能です。
しゅん
最大手の伊藤塾と比べると安価ですが、マネージメントオプションを付けると最高値になってしまいます。
テキストに索引のページがなく、必要な情報をすぐに見つけることができないという口コミを見ます。
しゅん
講師のオリジナルテキストという点は強みにもなりますが、使い勝手が洗練されていないという点は課題が残るかと思います。
アガルートはオンラインに特化した資格予備校です。
扱っている資格は司法試験、社労士、宅建士などの士業が中心ですが、公務員試験全般やTOEIC、ネイリスト技能検定などの講座も用意されています。
特に司法試験の予備試験の合格率の高さや司法試験の合格者のアガルート生の占有率の高さなどで大変人気があります。
また、最近ではウサギとカメのキャラクターを使ったCMが話題になっています。
しゅん
このCMを見たことがある人は多いと思います。
インパクトのあるCMですよね。
株式会社アガルートはLEC(東京リーガルマインド)の元講師の工藤北斗先生が2013年に独立して作った会社です。
2015年に資格試験予備校「アガルートアカデミー」が開校し、実績としては2020年には司法試験合格者1450名のうち650名の司法試験合格者を輩出しています。
工藤先生は、2009年に(新)司法試験を上位で合格したのちに6年間LECで講師を務めており、LEC時代にも受講者から最年少合格者を出すなどの功績を持っています。
事業内容は予備校の他に会計事務所や土地家屋調査士法人や出版など幅広い業種で運営をしています。
2020年8月には、士業や管理部門に特化した「アガルートキャリア」という転職エージェントの会社を立ち上げており更に事業拡大が見込まれます。
しゅん
開講して10年も経っていない新しい予備校ですが合格占有率をグングン伸ばしています。
また、出版やリーガルテックなどの事業も手掛けているので会社としては安定していると言えるのではないでしょうか。
通常の予備校のようにあらゆる講座が詰めあわされたパッケージ商品のみを販売するスタイルではなく「必要なものを必要なだけ」という、徹底的に合理化された最小限の講義で合格に必要な力を身に着けさせるという講座体系が特徴です。
そのため、初学者から中上級者まで自分のレベルに合わせて必要な講座だけを選択して受けるという選択もできます。
上の表の司法試験/予備試験1年合格カリキュラムを例にすると、基礎知識のインプットから論文対策、短答対策、選択科目対策と詳細な学習スケジュールが合理的に設計されています。
講師にしても全員が現行の(新)司法試験の合格しているプロ講師というのも信頼が実績に信頼がおける点です。
上が実際のオンラインでの画面です、「講師とテキストとの同時表示」や「最大3倍速の倍速再生」「音声のみのダウンロードが可能」な点や、「受講時間が1Chapterあたり10~20分程度で短く区切られている」点も「いつでもどこでも無駄なく講義を受講できる」アガルートの特徴です。
しゅん
自信のレベルに合わせて自分に必要な講義だけを選ぶことができるという点はアガルートの特徴ですね。
司法試験/予備試験1年合格カリキュラムを例にすると、講座でのテキストはすべてフルカラーで作られています。
司法試験・予備試験の予備校でフルカラーのテキストを採用しているのはアガルートだけです。
【実際のテキストの例】高解像度版はこちら。
アガルートでは担当講師が責任をもってテキストを作成しています。
実際に(新)司法試験に合格した講師が作っているテキストというだけで信頼性がありますが、講師自信が作ったテキストに沿って講義が進められるので、テキストと実際の講義の内容にずれが起こらない点もポイントです。
また、テキストも無駄のないコンパクトにまとめれており、持ち運びがしやすい点も良いポイントです。
アガルートからテキストが届き受講してるけど、ホントわかりやすくて勉強が楽しくなる
— さくら (@sakura87san)January 31, 2021
楽しくは言いすぎやけど、理解して前に進めてますpic.twitter.com/3cLcBd6BP8
Twitterでの評判を見てみるとやはりテキストの見やすさを評価している人が多いです。
勉強が楽しくなるテキストはポイント高いですね!
しゅん
テキストは新しい司法試験をベースに作られているためコンパクトにまとまっています。
アガルートの料金体系は「初学者」向けから「中上級者」「個別指導」まで、自身の学習レベルに合わせて受講する講座を選ぶことができるのが特徴です。
法律の知識が無い状態から試験合格に必要な学力を身に着けることを目標とするカリキュラムです。
知識をインプットするだけでなくアウトプットできるのもカリキュラムの特徴です。
などのカリキュラムがあります。※すべて税込価格
すでにある程度の法律知識を身に着けている人向けのプランです。
必要最低限の講座数で試験合格に必要な知識を習得できるように設計されています。
※すべて税込価格
司法試験に向けた入門・基礎講座で効率よく法律基本7科目の学習を進めることができます。
総合対策は単品の学習講座で、上のカリキュラムの中には組み込まれています。※すべて税込価格
総合講義300は初学者向けで全7科目を300時間で習得する講義です。
総合講義100は法律7科目を一通り学習した経験がある方が対象で全7科目を100時間で論文式試験対策を中心に総合的に必要な知識をもう一度インプットし直す講座です。
司法試験や予備試験での短答式試験に特化した講座です。
※すべて税込価格
論文試験の合格に必要な知識や答案の作成方法や技術を身につけるための講座です。
※すべて税込価格
このようにすべての講座がパッケージされた講座だけでなく、自身の学習レベルに合わせた講義を単品でも「必要なものを必要なだけ」選べるという点が合理的なアガルートの料金体系の特徴です。
料金についても頻繁にキャンペーンを行っており、旧年度版のアウトレットセールを30%OFFで行ったり、早期申込での30%割引や友人紹介制度、グループ割、他試験合格者割引、他行乗換割引など様々な割引制度が設けられています。
しゅん
自分のレベルに合わせて好きな講義だけを選べるというだけあって講義の種類はかなりの数があります。
司法試験の合格率は2019年は33.6%、2020年は39.2%と難関資格といわれる割には合格率が高く感じます。
しかしこの数字は司法試験を受けるために、
のどちらかの資格がないと受験することができないという前提があり、司法試験は誰でも受験できる試験ではないという点が大きく影響しています。
このような一定の法的知識がある人だけが受験をしても合格率が30%程度という点を見ても司法試験の難易度が高いことが分かります。
実際に司法試験の前段階の予備試験の合格率は、2020年の場合受験者10608名、合格者442名、合格率4.2%とかなり低い傾向にあります。
アガルートではマネージメントオプションを利用することで、難解な司法試験の予備試験合格率が全国平均の4.9倍(全国平均4.2%に対してアガルート生は20.3%)になったとうたっています。
また、アガルートのもう一つの大きな特徴として、司法試験合格者の占有率の高さがあります。
なんと2021年の司法試験の合格者のうち実に47.8%の650名がアガルートの受講生という結果でした。
2019年にしても合格者1502名中523名と34.8%を占有していましたが年々占有率が伸びています。
これはやはりLECでの元人気講師が運営する予備校だけあって、結果に結び付く合理的なカリキュラムが組まれていると言えます。
予備試験の合格率と司法試験の合格者の占有率を見るだけでも、合格実績においてアガルートを選んでおいて間違いないと言えます。
しゅん
難関な司法試験で高い実績を持っていて更に年々占有率が上がっているというのは、
アガルートの講義が司法試験合格にマッチしていることだと言えます。
アガルートではLECの元人気講師の工藤北斗講師を始め、司法試験講座は15名の講師が在籍しています。
特徴としては全員が現行の(新)司法試験の合格しているプロ講師という点で、(新)司法試験合格者で講師を揃えているのはアガルートだけです。
特に口座の大部分を担当する工藤北斗講師は2007年に(新)司法試験を上位合格後、多くの最年少合格者を輩出するという実績や他の講師には真似することができない短期合格のノウハウを持っています。
工藤講師以外にも谷山ゼミを受講した生徒の予備試験の合格率7割を超える谷山講師などそれぞれ得意分野を持つ講師ばかりで構成されています。
YouTubeで工藤講師の講義の一部を見ることができます。
しゅん
工藤講師が看板講師ということで注目されがちですが、他の講師もすべて現行の司法試験に合格している上に合格占有率などの数字を見ても頼れる講師が揃っているということが分かります。
ここまでアガルートの司法試験講座に焦点をあてて評判や料金などの特徴を解説してきました。
アガルートの特徴をまとめると、
というようなことが言えます。
しゅん
オンライン予備校の中では料金は安いとは言えませんが、
サポートの充実や合格率の高さを考えると割安といえるのではないでしょうか。
このような特徴を加味して、こんな人には特にアガルートをおすすめします。
しゅん
社会人で時間がなくオンライン予備校にしたいけど、
サポートは充実していてほしいという人にはまさにうってつけです。