学生の時に学校教育で英語の勉強はしてた。
しかし、大人になって英語を忘れちゃったけど、学び直したい。
そんな人はこんな悩みに至るのではないでしょうか?
まずは単語帳を買って、英単語の勉強かな?
英文法も勉強しないといけないよなー?
教材買って英文を読んだり、聞いたりしながら、単語と文法も一緒に勉強していった方がいいかなー?
単語・文法を勉強するよりも、教材を買って、読んだり、聞いたりしまくる方がいいんじゃないのかな?
こういった悩みが出てきますよね。
教材を買って学ぶのは大事ですが、大学受験や大学などで、英語を勉強していて、英語に触れていたのがいつなのかによります。
例えば大学受験で英語をやらなかった場合は、英単語の知識がない可能性が高いです。
また英単語はかなり覚えていて、少し英語とかをみたら思い出すのなら、ガッツリ英単語学習から入る必要はありません。
しかし、日本語で考えたときに文の主語や述語にあたる基本的な名詞や動詞、形容詞がわからないとそもそも英文を理解できません。
英単語というのは英語における基礎体力となるので、ある程度の知識が必要になります。
yuki
アスリートにとっての筋トレが英単語学習のようなものです。
英単語学習を怠らずにしっかり勉強しましょう。
・英単語学習におけるマインド
・英単語勉強法
・英単語帳の選び方
このページの目次
英単語は英会話やその他にも専門分野の論文を読んだり、ニュースを見たりする上での基礎です。
例えば中学初期で学ぶ英単語には以下のようなものがあります。
I(私)
go(行く)
have(持つ)
you(あなた)
see(見る)
ほんの一例ですが、どの単語も日常で使いそうな単語ではないでしょうか?
英単語は基礎体力になるので、知識は必要になります。
英単語の暗記は英語を使うための手段の一つです。
インプットすることを目的にしないようにしましょう。
yuki
大学受験の頃はやりがちでしたが、英単語を覚えるのが目的になっていました。
アウトプットを思い描いて、インプットするというのが大事です。
エビングハウスの忘却曲線
エビングハウスの忘却曲線というのをご存知でしょうか?
覚えてから20分後、1時間後、1日後、2日後、1週間後というように時間が経過するにつれどの程度忘れてしまうのかを表したものになります。
人間は記憶をしてから1日後には約70%忘れてしまいます。
忘れるということを前提に英単語学習を進めていく必要があります。
繰り返し学習
覚えたら忘れるということは、一度勉強して、覚えたつもりになるのは危険ということです。
何度も繰り返し学習をし、アウトプットをすることで、定着させていきましょう。
yuki
忘れる量を減らすためには、自分の生活の中で英語を意識して使って見るというのも効果的です。
英単語を覚えることを目的にして、学習するのはやめましょう。
覚えることを目的にすると能動的に使おうとしたときに、上手く使えなくなることがあります。
典型的な学習例は以下になります。
①見出しの単語だけ覚える
(関連語や類義語、反義語は覚えない)
②前置詞などと一緒に使う言葉を単体で覚える
③例文で覚えない
これらの勉強をすると、最終的な目的である使える英語を学ぶというところから遠ざかってしまいます。
日本人が他の国の人に比べて英語を話せない原因の1つとして、完璧主義であるということが挙げられます。
間違えることはよくないことだという習慣が教育上ついてしまっています。
そのため、英語を話すときに間違っちゃいけないというメンタルブロックが生じるために、学校教育はしっかり受ける割に、英語が話せません。
英語を使うには完璧主義を捨てる必要があります。
英単語を覚える際にも単語帳を完璧に覚えると意気込んでやるのはお勧めしません。
理由は忘れてしまうからです。
1冊単語帳に取り組んでも、使わない単語は忘れてしまいます。
そのため、完璧にこなす必要はなく、楽しんで学ぶことが何より大切になります。
英単語を勉強する際に、ある程度大学受験で英単語を覚えていて、知識がある人は、英単語帳で一から英単語の勉強をしなくてもいいかもしれません。
しかし、ステップアップしたい人や英単語を学び直す人は、まず英単語帳で勉強する人が多いでしょう。
英単語帳を買ったら、まずは1周しましょう。
一つ一つ覚えるまでやる必要はありません。
1周目は時間がかかり、かつ忘れてしまう場合が多いので、スピードを意識して取り組みましょう。
またその中で自分が知っていた単語と知らなかった単語は識別しておくことをお勧めします。
2周目の効率化にもつながります。
2周目〜10周ですべきこと
2周目は1周目で覚えた単語をしっかり定着させているかを意識しながら、進めていきましょう。
2回回して、3周目で覚えていない単語は苦手な単語なのでしょう。
しかし、覚えられないからと落ち込む必要はありません。
2周目以降覚えていない単語にはマークをつけながら、進めていきます。
1周目に比べると時間は短縮できるはずです。
約10周はすることをお勧めします。
10周後すべきこと
10周した時点で、記憶できていない単語がほぼない状態でしたら、その単語帳からは一旦離れても構いません。
英単語以外の勉強に進みましょう。
しかし、1〜2ヶ月たったくらいでまた同じ単語帳を見直してみるといいでしょう。
短期間の10周は短期記憶で覚えることができますが、中期〜長期記憶をすることで、しっかり定着することができます。
英単語勉強の際、音源を使いながら、勉強しましょう。
英単語帳に、よく読み方が発音記号で書かれていると思います。(下図参照)
慣れていない状態だと、音を聞かなければ、発音するのは難しいです。
音源の発音を聞き、音読する要領で、発音しながら学習していきましょう。
音源のリスニングをすることで、下記の能力を活用しながら、勉強することになるので、より定着が早くなり、効率的です。
目で見る
耳で聴く
口で話す
単語帳を使った英語学習の場合、例文がのっていることが多いです。
例文を読みながら、例文が示している状況を絵でイメージしてみましょう。
英語を使う上で、英文→日本語に直しながら話したり、聞いたりすると上手くいきません。
最終的に英文から状況を絵でイメージする能力が必要になってきます。
そのトレーニングとしてやってみましょう。
少し上級よりになってしまいますが、覚えた英単語から自分で例文を頭の中で作ってみましょう。
作るといっても、一つ一つ書き出さずに、頭で考え、声に出すだけでOKです。
これを繰り返していくと、英単語を覚える効率が増します。
しかし、初心者の場合、知らない単語の方が多いでしょう。
難しければ、特に頑張ってやる必要はありません。
1周、2周と単語帳をどんどん回していくことを意識しましょう。
英単語勉強に関して、お勧めできないやり方を紹介します。
それは単語を1個1個書いて覚えていくという方式です。
学校教育の中ではやっていた人も多いのではないでしょうか?
1個1個書いて覚えていくと、とてつもない数になります。
これは何周まで行こうとしなくても良いです。
効率が悪くなり、先にも進めないので、挫折します。
yuki
英語を学び直していたときに、覚えれない単語をノートに書き出していきましたが、非効率で時間の無駄に感じ、途中で挫折してしまいました。
単語帳には何種類かのパターンがあります。
①英語の長文のなかで単語を覚えるタイプ
例:速読英単語、Dialogue1800
単語帳1冊に長文が何個も掲載されており、その中で新出の単語を覚えていくタイプの英単語帳になっています。
いろいろな話題の英語の長文があるため、長文のリスニングをしながら、英単語を学んでいくことができます。
②単語を例文で覚えるタイプ
例:DUO3.0、英単語ターゲット1900、Database3000、キクタン
単語1個にたいし、例文が一つあるパターンと単語複数個に対し、例文が1つのっている2パターンあります。
単語1個1個に対し、短い例文で状況をイメージしながら、勉強する際に一番定着させやすいのが、このパターンになります。
単語1個につき例文1個というのは例文の数が多く感じるかもしれません。
イメージとしてはキクタンです。
それに対し、DUO3.0のように新出複数個に対し、例文1個というのはスイスイ進めていくことができます。
yuki
TOEICの英単語の勉強はキクタンでやりました。
しかし英会話を目的とした英単語の勉強ならDUO3.0が使いやすいと感じました。
目的や好みによって英単語帳を選択するのがおすすめです。
試験の英語ではなく、英会話など使える英語を身につけたい場合、英単語帳の選び方も重要になってきます。
初心者の場合
大学受験を経験していないもしくは大学受験は経験しているが、その後英語にはほとんど触れていない方は例文で英単語を覚えていくタイプが良いでしょう。
単語帳によってもレベルが違っていたりするので、本屋で一度手に取ってみるのが一番早いです。
レイアウトが見やすいものだったり、知っている単語も入っているが、簡単すぎないものを選ぶことをお勧めします。
中級者の場合
単語を例文で覚えていくタイプもお勧めです。
初心者向けと少しレベルアップした難し目の単語帳もあります。
また英語の長文をリーディングやリスニングしながら覚えたい場合は長文の中で英単語を覚えていくタイプの英単語帳もお勧めできます。
Dialogue1800なら色々な話題に触れながら、海外の文化を学ぶこともでき、英単語も覚えられるので、お勧めです。
yuki
受験用やTOEIC用など色々な種類があるので、目的とレベルにあった単語帳を選ぶようにしましょう。
英単語を覚えるううえで重要なポイントはいかになります。
・マインドを固める
・音源を聞き、音読しながら覚える
・単語や例文の状況を絵としてイメージしながら覚える
英語学習のマインド
英単語を覚えることを目的にしてしまうと、英語の勉強がつまらなくなってしまったりします。
英会話でコミュニケーションを取るなど最終的な目標を常に思い浮かべて、手段としての英単語学習だと認識しましょう。
また完璧主義にならずに、長期目線で知っている英単語を増やしていきましょう。
音源を聞き、音読をする
音源を聴くことでリスニングもしています。
目で単語の綴りを覚えるだけだと発音の仕方がわからず、英会話で伝わらない、聞き取れないということが起こってしまいます。
しっかり目と耳と口をフル活用し、英単語学習を行いましょう。
状況を絵としてイメージする
英語を日本語訳を介して理解すると時間がかかります。
日本語を聞いてそのまま絵をイメージできるように、英語でもトレーニングすると効率的に英会話ができます。
英単語を覚える段階から状況をイメージするトレーニングを取り入れていきましょう。
学生時代に海外に興味を持ち、使える英語の学習をし続けている。
英語学習の中で、英語の日常会話を難なくこなせるようになり、TOEICの点数もあげることができた。
英語を習得するために色々な勉強法を試してきました。
そういった英語学習の情報をお伝えしていきます。
学生時代、TOEIC400点レベルでマレーシアの短期の研修に参加。
中学・高校で学んできた英語は実戦では全く役に立たず、ショックを受ける。
帰国後、様々な学習方法を探究・実践。
5年間勉強し続け、今では一人でも海外旅行を楽しめるようになりました。