英語に苦手意識がある理由!英語上達のための勉強方法

記事更新日: 2020/07/31

ライター: yuki

日本人は多くの人が中学の時から英語が必修授業として入ってきます。

そして、高校まで学校教育として、しっかり英語の勉強をします。

それなのに英語を話せる人がとても少ないというのが、日本人の特徴です。

でも一体なぜなのでしょう?

日本では受験が目的になってしまい、コミュニケーションの手段として、英語を学ぶ機会がないのです。

受験に縛られた英語を勉強していると、話せる英語は身につけることができません。

しかし、日本人が英語を話せない理由は一つではないのです。

日本人が英語を苦手とする理由と大人になって英語を学び直す際に気をつけるべきことを紹介していきます。


yuki

日本人は勤勉で英語学習において基礎をしっかり勉強しています。

それでも喋れない理由を説明していきます。

この記事でわかること

・日本人が英語を苦手としている理由

・日本人と外国人のマインドの違い

・英語苦手の克服のための学習手順

 

ライタープロフィール
yuki

学生時代、TOEIC400点レベルでマレーシアの短期の研修に参加。

中学・高校で学んできた英語は実戦では全く役に立たず、ショックを受ける。

帰国後、様々な学習方法を探究・実践。

5年間勉強し続け、今では一人でも海外旅行を楽しめるようになりました。

日本人が英語が苦手な理由

受験を意識してきた英語の学校教育

日本の学校教育は英語の受験を意識して、授業をし、試験の対策をするという形になっています。

国語・数学・英語・社会・科学などの教科のうち英語に苦手意識があったという人ばかりではないでしょう。

他の教科と同じように英語も受験科目として、勉強し、センター試験ではいい点数とった。

しかし、その英語をいざ話すとなると出てこない。

こういった人が多いのではないでしょうか?

そもそも日本人は勤勉で英語においても、基礎は授業で学び、試験のためにしっかり覚えます。

そのため英会話をするための基礎の部分はしっかりできているのです。

しかし、授業の中で実際に英語を喋る機会は少なくリーディングやライティングばかりになっているというのが実情です。


yuki

僕もテストのために英語を勉強していて、将来英語を使う機会なんてないと思い、英会話のための英語学習など意識していませんでした。

学校教育では仕方がないことなのです。

英語の受験でいい点数をとることが目的にすり替わっているのです。

本来は英語はコミュニケーションの手段であるべきなのです。

目的と手段がすり替わっていることで、使える英語を学校教育の中で学ぶことができていないのです。

 

日本語と英語の決定的な違い

日本語と英語にも大きな違いがあります。

①発音が全然違う

日本語ははっきりと発音する50音で成り立っている言語です。

英語は日本語に比べて、唇を噛んだり、舌を使って発音するものがあります。

同じアルファベットでも発音すると違う音になるということも多くあり、日本語にはない音のため、日本人は苦手とされています。

また文の中で音が重なったり、消えたりするので、聞き取りの中で困惑してしまうこともあるのです。


yuki

英語の発音を勉強し始めるとわかるのですが、慣れていないので、口がすごく疲れます。

口周りの筋肉を結構使うのです。

 

②語順が違う

英語と日本語では語順が異なっています。

英語の文法は主語→動詞(述語)→目的語という流れで文ができています。

以下が英語の例文です。

I always play soccer with my friends after school. 
主語  動詞 目的語  

主語:I(私は)

動詞:play(・・・をする)

目的語:soccer(サッカー)

それと比較し、日本語は下記のようになります。

私はいつも放課後、友達とサッカーをします。
主語          目的語  動詞(述語) 

語順にかなりの違いがあります。

日本人は日本語との語順の違いから英文をそのまま文頭から、理解していくのが苦手なのです。

一度頭の中で分解するという作業が入る人が多いため、英語は不利なのです。


yuki

頭の中で日本語訳を挟むと、変生ができてしまい、なお焦ってしまっていました。

 

日本人の完璧主義な性格

発音や語順が日本語と違うというのはよくわかりましたね?

発音がうまくできない状態で、かつリズムも英語独特のものがあります。

そういった時に我々日本人が思うことは恥ずかしいということです。

日本人は良くも悪くも完璧主義な人種です。

正しくなければいけない、間違えたら減点だという、学校教育の弊害から英会話へのメンタルブロックができている人が多いのです。

これも日本人が英語を話せない大きな理由です。

 

外国人は気にせず喋る

しかし、英語を第2言語とする国の人たちは発音もネイティブと違うし、間違っていることも多いですが、平気で英語を話します。

マレーシア人やフィリピン人などは英語を普段使う人たちですが、英語で会話をしていても、聞き取れないことがあります。

しかし、彼らは必死で伝えようとしてくれます。

私も英語を間違うのが怖くて必死に勉強しましたが、間違ってもいいというメンタルブロックが外れた時に、気にせず英語を話せるようになりました。

間違うことを恐れるよりも、コミュニケーションが取れずに人間関係が悪くなるということを恐るべきです。


yuki

間違うことを恐れながら、しどろもどろ喋っていた時より、とにかく勢いで喋れるようになったときの方が外国人とのコミュニケーションが楽しくなりました。

 

英語の苦手は克服できる

英語の語順感覚を意識する

英語の語順感覚を意識できるようにするということが重要です。

一番の注意点が英文を見て、それに対応させた日本語文に訳しないようにするということです。

英文を見て、状況をイメージするトレーニングをするのがいちばんのおすすめです。

もしくは文頭から訳していくというやり方もおすすめです。

I always play soccer with my friends after school. 

私はいつもする/サッカーを/友達と/放課後に

この訓練は簡単ではありませんが、少しずつ癖付、慣れていくということが重要です。

全ての英文に対して、これができるので、是非試してみてください。

 

単語、文法をイメージで覚える

単語や文法を勉強する際に絵のイメージとしてインプットすることがおすすめです。

例えば日本語で犬というと犬の画像や映像を思い浮かべますよね?

しかし英語でdogだと直接犬の画像や映像が頭の中で描写されない現象が起きてくるのです。

dog→犬→犬の画像という順に変換されるのです。

dog→犬の画像というように頭の中で変換されれば、英語を瞬時に理解することができます。

しかし、日本語に慣れている私たちが、いきなりこの変換をできるはずがありません。

そのため、英語を勉強していく際にこのトレーニングをしていく必要があるのです。

もちろん完璧を求めるのは良くありません。

日本語の習慣とは怖いもので、トレーニングでも苦しむかと思いますので、できないからと卑屈になる必要もないかと思います。

意識をしながら勉強することで、少しずつ慣れていきます。


yuki

英語の文から瞬時に映像をイメージできるようになれば、英会話のテンポが良くなります。

 

リスニングから学習する

リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4技能が言語にはありますが、リスニングから勉強しましょう。

赤ちゃんが言語を学ぶ過程を思い出してみて欲しいのですが、まずは親など身近な人の言葉を聞いて、よく使われる言葉を次第に発するようになります。

大人になってから英語を勉強する時も同じです。

大人の脳は幼児期に比べ、不利ではありますが、習得はできます。

重要なのは効率的に勉強することです。

何度もリスニングで聞いて、英語を音源から聞いたまま発音できるようにしていきましょう。


yuki

リスニングを繰り返し、真似して発音することを意識して行ったことで、少しずつ英語がわかるようになっていきました。

 

youtubeも活用しよう

今やyoutubeで英語学習に関して、コンテンツを発信している人がとても多くいます。

学校教育のように参考書だけを使って勉強していても、飽きることが多いでしょう。

youtubeをみて英語レッスンをみたり、自分の先生としたい人を見つけるのがおすすめです。

また海外のイケメン・美女youtuberを見つけて、ロールモデルにしたり、英語学習のモチベーションにすることもおすすめです。


yuki

以前、中国に留学に行ったときは、学生はジャニーズやアイドルの番組を見ながらだったりyoutubeを見て、日本語を勉強している人が多かったです。

日本人は英語を学ぶということに対して、堅苦しく考えている人が多いですが、海外の人は自分の趣味と掛け合わせて、楽しみながら言語を勉強しています。

是非エンタメを活用しながら勉強してみてください。

 

スピーキングを意識した学習

スピーキングを意識した学習も必要になります。

スピーキングを行う上で、重要なのが瞬発力です。

最終的には自分が言いたいこと・状況を頭の中で絵としてイメージして、日本語を介さずに、英語で喋るのが一番いいです。

しかし、これも最初は難しいですし、語順や色々な文法に慣れておく必要があります。

瞬発力を鍛えるのなら、まずは日本語を時間をかけずに、英語に直すトレーニングがおすすめです。

私が最初にやったトレーニングが瞬間英作文です。

※ちなみに絶対に必要な勉強ではありません。

以下のような中学レベルの簡単な英語から瞬間的に英語に直すトレーニングをしていくことが重要です。

これはペンです。 → This is a pen.

徐々に徐々に難しい文にシフトアップしていきます。

初心者におすすめの教材がこちらです。

型式ばった文が多いですが、語順になれるのにはおすすめです。


yuki

この教材が英語を話せるようになる土台を作った品だといえます。

3ヶ月で20周ほどして、語順感覚も自然と身につきました。

 

オンライン英会話などを活用

インプットをある程度することができたら、アウトプットにも徐々に足を踏み入れていきましょう。

オンライン英会話は気軽にアウトプット学習ができます。

最初は挑戦する気持ちで、恥ずかしいと思わずに、やりましょう。

トライ&エラーで1日1日学んだことをしっかり復習して、次の日には克服できていれば、問題ありません。

失敗したら、した分だけ自分の成長につながります。

それに英会話を繰り返していき、できるというのが増えれば、自信につながり、英語が苦手だという思いは何処かへ行ってしまうと思います。

 

まとめ

日本人は英語を喋ることに対して苦手意識がありますが、苦手を克服することも可能です。

まずは苦手な理由を把握することも重要です。

英語が苦手な理由として以下のことが考えられます。

英語が苦手な理由

①受験を目的とした学校教育の影響

②発音や語順が日本語と大きく違う

③完璧主義な性格(間違えるのが恥ずかしい)


yuki

僕は圧倒的に③の理由が強かったです。

どれだけ英語を学び直そうと自信がなくて話せないということに最初気づきました。

苦手でもステップを踏んで英語学習をしていき、最終的な目標を気兼ねなく外国人と英会話でコミュニケーションができるということを目指せば、問題ありません。

最終的な目標を見失うと、また目的と手段が入れ替わるので、注意しましょう。

また会話をできるようにするために、オンライン英会話などでアウトプット学習をするのもすごく効果的です。

会話できるように慣れば、自信もついてきます。

この記事を書いたライター

yuki

学生時代に海外に興味を持ち、使える英語の学習をし続けている。

英語学習の中で、英語の日常会話を難なくこなせるようになり、TOEICの点数もあげることができた。

英語を習得するために色々な勉強法を試してきました。

そういった英語学習の情報をお伝えしていきます。

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