TOEIC受験で英単語は勉強するべき?英単語学習の必要性と覚え方

記事更新日: 2020/08/09

ライター: yuki


yuki

こんにちは。

大学の時から本気で英語を学び直しているyukiです。

最近TOEIC勉強している方からこのような質問を受けたことがあります。

TOEIC英単語勉強に関する質問

偏差値のあまり高くない大学に通っています。

英語はあまり得意ではありませんでしたが、TOEICは受けておいた方がいいと思い、勉強しています。

大学の英語担当講師からTOEICを受けるのに、英単語も文法も勉強は必要ないと言われました。

私自身英単語はあまり覚えてこなかったので、どのくらい必要なのかわかってないのですが、本当に英単語の勉強はしなくていいのでしょうか?

このような質問をされたことがあります。

英単語を勉強するべきかについてですが、勉強するべきです。

ただし、どこまでの英単語を勉強するべきかは現状と目指すスコアによって変わってきます。

今回はTOEICの中でも基礎となる英単語に関してお伝えします。

 

この記事でわかること

・TOEIC受験におけるマインド

・英単語勉強法

・おすすめの英単語帳

 

ライタープロフィール
yuki

学生時代、TOEIC400点レベルでマレーシアの短期の研修に参加。

中学・高校で学んできた英語は実戦では全く役に立たず、ショックを受ける。

帰国後、様々な学習方法を探究・実践。

5年間勉強し続け、今では一人でも海外旅行を楽しめるようになりました。

TOEIC受験に対するマインド

TOEICとは?

TOEICには5種類のテストがありますが、中でもListening&Readingテストが最も一般的に知られています。

結果は0点から990点までの点数がつけられ、就職や昇進、または一部留学時など様々な面で評価に使われます。

合格や不合格といった指標で見られないので、自分の現在地が測りやすいのが特徴です。

テスト内で出てくる描写としてはメール文やオフィスで行われそうな会話などビジネス英語の基礎や日常会話で使われそうなものなどが多いです。

TOEICの詳細に関しては下記記事にて紹介しています。

 

TOEICを受ける目的

TOEICを受ける目的を明確化させましょう。

TOEICを受ける目的は主に下記があるかと思います。

TOEICの受験目的

・就活・転職活動を有利にするため

・留学のため

・昇進・出世のため

・英語学習のモチベーション

・個人ビジネス等での自己ブランディングのため

目的によって目指すスコア自体が大きく違ってきます。

また期限が決まっているものもあるので、いつまでに何点取らなければならないなど、各人で違ってくるでしょう。

期限や目指す点数が違うことで、勉強法にも違いが出てきます。

そのためTOEIC受験目的を明確にする必要が出てくるのです。


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闇雲にTOEICの勉強をするのはやめましょう。

目的を明確化して、やっとスタートラインです。

 

目標とするスコアを見定めよう

TOEIC受験の目的を明確化できたところで、期限と目標スコアがある程度見えてくるのではないでしょうか?

闇雲に参考書を買ってきて勉強を始めるのはあまり良くありません。

目標点数が定まらず、勉強法も決まっていないと、あれやこれやと色々な勉強法に手を出してしまいがちです。

それでは何度も寄り道して、振り出しに戻ってしまいます。

まずはゴールを決めましょう。

ゴールが見えれば、そこに向かう道もある程度は見えてくるはずです。


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目的の明確化の次はいつまでに何点を取らなければいけないかを決めましょう。

 

各スコアに対する必要な英単語

ゴールが見えたところで覚えるべき英単語も決まってくることでしょう。

目指すべきスコアに必要な英単語を覚えるようにしましょう。

無駄な単語は覚える必要がありません。

500点を目指す人が990点を目指している人が覚えるべき英単語を覚えても時間が無駄になります。

まずは自分が目指すスコアを達成した時にもう少し上を目指したいなら、さらにスッテプアップした勉強をすれば良いのです。

覚える英単語の指標としては、市販のTOEIC向け英単語帳で対象のTOEICスコアが書いてあるので、自分の目指すスコアに合った英単語帳を選択するということです。

 

 

英単語勉強法

英単語帳を利用しよう

TOEICの英単語を勉強する際はまず単語帳を利用するのが一番効率的です。

大学受験などで使っていた単語帳があるかもしれませんが、できればTOEICに特化した単語帳を買い直すことをお勧めします。

理由としてはセンター試験などで出てきた英単語とTOEICで頻出の英単語の傾向は異なるからです。

受験英語で使った英単語ばかり覚えていると、不要なものを覚えていたり、必要なものを覚えていないことがあります。

とても非効率なので、TOEICに特化した単語を覚えるべきです。


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私も最初は受験英語で使った単語帳で勉強していましたが、TOEICに特化した単語帳に変えて、効率が上がりました。

 

英単語をまずは1周しよう

英単語を勉強する際に、ある程度大学受験で英単語を覚えていて、知識がある人は、英単語帳で一から英単語の勉強をしなくてもいいかもしれません。

しかし、ステップアップしたい人や英単語を学び直す人は、まず英単語帳で勉強する人が多いでしょう。

英単語帳を買ったら、まずは1周しましょう。

一つ一つ覚えるまでやる必要はありません。

1周目は時間がかかり、かつ忘れてしまう場合が多いので、スピードを意識して取り組みましょう。

またその中で自分が知っていた単語と知らなかった単語は識別しておくことをお勧めします。

2周目の効率化にもつながります。

 

2周目以降のやり方

2周目は1周目で覚えた単語をしっかり定着させているかを意識しながら、進めていきましょう。

2回回して、3周目で覚えていない単語は苦手な単語なのでしょう。

2周目以降覚えていない単語にはマークをつけながら、進めていきます。

1周目に比べると時間は短縮できるはずです。

TOEICまでの時間にもよりますが、余裕があれば5周、10周と進めていった方がいいですが、単語を細かく覚えるよりも、問題集を進めていき、問題に慣れることの方が重要です。


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英単語を覚えるのに時間を使いすぎないようにしましょう。

単語は問題を解くための基礎体力でしかありません。

 

音源を聴き音読も

英単語勉強の際、音源を使いながら、勉強しましょう。

英単語帳に、よく読み方が発音記号で書かれていると思います。(下図参照)

慣れていない状態だと、音を聞かなければ、発音するのは難しいです。

音源の発音を聞き、音読する要領で、発音しながら学習していきましょう。

音源のリスニングをすることで、下記の能力を活用しながら、勉強することになるので、より定着が早くなり、効率的です。

音源を使ったリスニングで使う能力

目で見る

耳で聴く

口で話す

 

問題の復習の中で覚えよう

TOEICを勉強する場合、実戦形式で問題集などを利用して勉強することが多いでしょう。

その際に使った問題集は問題を解いて、答え合わせして終わりにしないようにしましょう。

問題集に出てくるくらいですから、実際にTOEICに出てくる可能性も十分考えられます。

英単語帳に出てきた英単語が出てきているかも意識してみておくといいですね。

英単語帳で覚えたはずなのにわからなかったものに関しては、応用力として定着していないので、問題集を何度も解く中で覚えていきましょう。

問題を実際に解くということは、単語の定着も確かめることができます。

単語帳と問題集の掛け合わせで覚えていくようにしましょう。


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英単語帳で覚えた単語を一度でわからなくても、そこで覚えれば、定着に近づきます。

 

おすすめの英単語帳

TOEICに特化した英単語帳には使いやすいものがいくつかあります。

まずはキクタンシリーズです。

キクタンTOEICシリーズ

・キクタン TOEIC TEST SCORE 500

・キクタン TOEIC TEST SCORE 600

・キクタン TOEIC TEST SCORE 800

・キクタン TOEIC TEST SCORE 990

キクタンシリーズには英会話に特化したものもあれば、受験用もあります。

TOEIC用としては目標とする各スコア別に単語帳を選び使うことができます。

次に出る単特急シリーズです。

・出る単特急 銀のフレーズ

・出る単特急 金のフレーズ

キクタンが各スコアに分かれているのに対して、出る単特急は単語数は少ないです。

以前は金のフレーズのみしかなかったのですが、金のフレーズはレベルが高いのに対し、初心者がまずは600点を目指すのに向いている単語帳が銀のフレーズです。

金のフレーズか銀のフレーズも自分の現状と目指すレベルに合わせて選択することをお勧めします。

 

まとめ

TOEIC受験をする際の勉強の中でも、基礎づくりのために単語を勉強することは大事です。

TOEICに特化した英単語帳を用意して、何回か回しましょう。

英単語に時間をかけると問題集をやる時間がなくなるので、スピード重視にする必要があります。

また問題集をやる中でも、覚えた英単語の復習をすることができます。

単語帳と問題集の掛け合わせで覚えていくようにしましょう。

この記事を書いたライター

yuki

学生時代に海外に興味を持ち、使える英語の学習をし続けている。

英語学習の中で、英語の日常会話を難なくこなせるようになり、TOEICの点数もあげることができた。

英語を習得するために色々な勉強法を試してきました。

そういった英語学習の情報をお伝えしていきます。

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