TOP > 話題のニュース・トレンド ブロックチェーン・NFT > ついにゲームで稼ぐ時代がやって来ます!|ブロックチェーンゲームの可能性と未来
いどゆう
突然ですが皆さん「ゲームでお金を稼いで生活する時代がもうすぐ来る」と言われたらどう思いますか?
ここでいう「ゲームで稼ぐ」とはゲーマーになる、とかeスポーツのトッププレイヤーになるということではありません!
ゲーム内で獲得した通貨を円やドルに換金して生活するということです!
いどゆう
にわかには信じがたいかもしれませんが、その時代はあなたの目の前まで来ています!
いや、もうすで東南アジアでは始まっているのです!
「ゲームで稼ぐ」とは一体どういうことなのか、今東南アジアで何が起こっているのか、徹底レポートします!
・「ゲームで稼ぐ」とは一体どういうことか
・実際にブロックチェーンゲームが流行っている東南アジアでは何が起こっているのか
・ブロックチェーンゲームの意義と可能性とは何か
このページの目次
子どものころ、TVゲームでコインを必死に貯めた記憶、皆さんにもあるのではないでしょうか。
そしてこんな風に思ったことはありませんか?
あなた
ゲームのコインを実生活でお金に換えられたらなあ!
誰しも一度は考えたことがあると思いますが、叶わぬ夢だから、と忘れたふりをした人も多いことでしょう・・・。
いどゆう
ですが!この不可能と思われたことを現実にしているゲームが現在どんどん登場しているのです!
簡単に説明すると、以下のような形で稼いでいる人が続々と出てきているのです!
①ゲームをプレイすることでゲーム独自の仮想通貨を集めていく
②その仮想通貨を取引所で円やドルなどに換える
③さらにゲーム内で自分のキャラクターを強くして人に貸したり、売却したりすることで仮想通貨を得る
自キャラクターを人に貸し出したり、攻略法をレクチャーしたりすることで稼いだりなど、ゲーム内でビジネスが成り立っているものもあります。
いどゆう
これまでは、ゲーム内でコインを稼いでも現実に持ち込むことは不可能でした。
それがブロックチェーンという技術によって可能になり、「Play To Earn(遊んで稼ぐ)」が現実のものになったのです!
日本でも当然プレイできますが、これらのゲームが今爆発的に広がっていて熱いのが「東南アジア!」
いどゆう
東南アジアで今何が起こっているのか次の章から見てみましょう♪
東南アジアというと経済成長著しく活発なイメージがありますが、まだまだ貧困層が多いのも事実です。
1人当たりGDPを日本と比べてみると、マレーシアは1/4、タイは1/6、フィリピンやインドネシアは1/10という水準です。
そこに新型コロナウイルスが直撃。
東南アジア各国の中でもさらに貧困層とされる人々の生活に大きな影響を与え、大量の失業者を生み出しました。
いどゆう
今日明日の生活すら苦しい、仕事もいつ得られるか分からないというギリギリの生活状態の人がたくさんいました。
そんなコロナ渦のフィリピンで流行しているのが「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」というゲームです。
Axie Infinityは、まずゲーム内キャラクターを仮想通貨で3体購入し、そのキャラクターを育成したり対戦させたりするポケモンのようなゲームです。
いどゆう
私はこのゲームが流行に至った理由には下記3点あると考えています
まずは数時間プレイするだけで数千円~数万円稼げる、という点が仕事を失った若者世代を中心に共感を呼びました。
実際に生活費の足しにしたり、医薬品を購入したりする人が出てきています。
また、ルールのシンプルさやキャラクターのかわいさ、という取っつきやすさもフィリピンで爆発的にヒットした要因ですね。
いどゆう
しかし、実際に流行が急速に発展した背景は、このゲームの「スカラーシップ」という制度にあります。
ゲームが流行するにつれて、初期投資のキャラクター3体購入費用も高騰し、当初は数百円で始められたゲームが今では10万円超の初期投資が必要なまでに。。。
いどゆう
こうなると貧困層の人はゲームを始めたくても手が出せませんよね。
いどゆう
そこで出てきたのが、既にキャラクターを持っている人(オーナー)からキャラクターを借りてプレイするという仕組み。
新規プレイヤー(スカラー)にとっては初期投資0でゲームを始められますし、オーナーからゲーム攻略法のレクチャーを受けられます。(それゆえスカラーシップという制度名になっています。)
オーナーから見ても、スカラーがゲームで稼いだ分のうち一定割合を受け取ることができます。
すなわち、自分がプレイすることなく「不労所得」を得ることが可能になったのです。
いどゆう
「ゲームで稼ぐ」というのも画期的ですが、もはやゲームのプレイをしなくても稼げるというのは、想像の域を超えイメージしにくいかもしれませんね・・・
お互いにとってWin-Winなスカラーシップ制度によって誰もが初期投資0でゲームを始め、生活費を稼ぐことができるようになり、フィリピン国内であっという間に広がっていったのです!
↓Axie Infinityの公式HPはコチラ!
https://axieinfinity.com/
いどゆう
実際にフィリピンで何が起こっているか、YouTubeの動画をご紹介します。
少し長いですが、ドキュメンタリー風で興味深い内容ですよ!
また、インドネシアでは「JobTribes」という別のブロックチェーンゲームが大流行しています!
こちらは日本のDEA社という会社が開発したゲームで「全ての職業をカッコよく」をテーマに、色んな職業がカードになってデッキを組んで1対1で対戦するゲームです!
いどゆう
職業版「遊戯王」というと分かりやすいかと思います!
このゲームで話題になっているのがカードを書いている作家さん!
日本の著名な漫画家が書き下ろしたカードデザインも多く、ファンの間で垂涎の的になっています!
こちらもガードバトルを繰り返すことで仮想通貨を稼ぐことができます。
いどゆう
インドネシアではこのゲームで稼いだ仮想通貨を換金して田んぼを買った、という強者も!
こちらのゲームは日本語版もあるので、皆さんが始める際も分かりやすいですね。
いどゆう
また、DEA社はJobTribes以外にも、パズルゲームやメダルゲームもローンチしています!
↓JobTribesの公式HPはコチラから!
https://jobtribes.playmining.com/
いどゆう
ここからはなぜ東南アジアで爆発的流行になっているか、私なりに考察していきます!
理由①:若い層が多い
理由②:物価が安く、ゲームで稼ぐ効果が大きい
理由③:インターネットが普及している
高齢化の進む日本やヨーロッパと違い、人口がまだまだ増え続けている東南アジア各国は若い世代の人口割合が大きいです。
日本でも平成生まれ以降は「デジタルネイティブ世代」と言われたりしますが、東南アジアでも同じこと。
ブロックチェーンゲームという新しいゲームも、デジタルネイティブにとっては普段のゲームとあまり変わらない感覚で始めることができたでしょう。
いどゆう
私もJobTribesをプレイ中ですが、スマホやネットに慣れていればそう難しい手続きはないですね!
いどゆう
デジタルネイティブ人口が多いためSNSでの拡散も早く、若者を中心にあっと言う間に国中に広がったのではないでしょうか。
例えば、「ブロックチェーンゲームを1日1時間やって稼げる金額が月10,000円」と聞くと、皆さんはどう思うでしょうか?
ゲームをがっつりやろうとはあまり思えないのではないでしょうか?
いどゆう
1日1時間のゲームで月10,000円だと、日本ではゲームする動機になるか、結構微妙なラインかなと思っています。
いどゆう
しかし、物価の安い東南アジアでは、1万円は月収の3割~5割に相当しますし、それ以上という層も多いです!
いどゆう
しかし、たとえ数千円であったとしても彼らにとっては大事な「生活資金」になりえます。
「生活するためにゲームをしよう」というモチベーションは日本よりも高いと言えるでしょう!
いどゆう
ちょっと社会科的な話になってしまいますが、これも結構大きいのではと思っています。
Axie Infinityを開発したのがベトナムの会社だったり、JobTribesを開発したのは日本の会社ですが本社をシンガポールに置いていたり、当然地の利もあったと思います。
しかし、同じく若年層が多く、物価が安くて貧困層が多いという点ではインドやアフリカも同じ。
他エリアと東南アジアで決定的に違うのが「インターネット普及率」!
インターネット普及率を見たときに、世界平均は57%です。(ちなみに日本は94%)
いどゆう
東南アジア各国を見ると、シンガポール84%、タイ82%、フィリピン71%、すこし低いインドネシアでもほぼ世界平均の56%です。
インド(41%)や、アフリカ各国(エジプト49%、南アフリカ54%、ナイジェリア50%)と比べるとかなり高い水準にあります。
ブロックチェーンゲームをするには当然インターネット環境は必須です。
いどゆう
この高いインターネット普及率がブロックチェーンゲームの普及を後押ししたと思います。
デジタルネイティブ世代と言っても、それに当たり前に触れられる環境があってこそですよね!
Axie Infinityの仮想通貨であるAXSは2021年8月現在高騰を続けています!
2021年初には0.5ドル程度だったものが8月13日時点で70ドル近く、何と半年で140倍にまで急騰しています。
いどゆう
他のゲームでも当てはまりますが、仮想通貨そのものが今後も上がり続けるかどうかは分かりません。
いどゆう
ただ、「ゲームで稼ぐ」というスタイルはまだ始まったばかりであり、まだまだ潜在的な需要は多く、プレイヤーがさらに増えていく可能性は十分にあります。
今は東南アジアが中心ですが、今後はインドやアフリカ、南米など他の発展途上国にも広まっていくことも十分に考えられます。
逆に日本やヨーロッパでもゲームで稼ぐという生活スタイルが定着さえすれば、利用者はどんどん増える可能性を秘めています。
いどゆう
どうせならお金を取られるゲームよりお金を稼ぐゲームをしたい、という考えが日本でも徐々に広がるかもしれませんね。
いどゆう
一方、みんながゲームばかりするようになると、国の経済や産業は成り立つのか?という懸念も生じてきます。
ここから先は予測不可能ですが、モノが足りなくなってインフレが起こるのか、その前に調整局面に入るのか、はたまたブームが終わってしまうのか、色々な可能性があると思います。
いどゆう
正解は誰にも分からないですが、分からないなりに自分で仮説を立てて考えてみると、ブロックチェーンゲームや仮想通貨の今後のニュースが楽しくなると思いますよ!
いどゆう
貧困問題の解決に大きく役立ったという価値は間違いなく言えると思います。
実際にコロナで職を失った人がゲームで生計を立てていますし、もっとお金を貯めて貧困から抜け出す人も出てくるでしょう。
また、初期投資なしでもゲームを始めて仮想通貨を稼ぐという仕組みも登場し、本当に誰にも稼げるチャンスがあります!
また、今後仮想通貨の価値が安定してきたら、ベーシックインカムとしての役割も期待されることになるかもしれません。
まだまだ出始めたばかりのサービスのため、先が見えない部分もありますが、社会に与えたインパクトは非常に大きいですね。
いどゆう
社会的影響力という意味では今後も注目しておいて損はない分野ですね!
いどゆう
最後になりますが、本記事は特定の仮想通貨を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。
いどゆう
正しい知識を身に着ければ世の中の側面が見えてくると思います!
・「世界一分かりやすい」ブロックチェーンライターを目指す!
・仮想通貨を猛勉強し、現在投資中。NFTも購入済み!
・NFT、GameFi、メタバースの無限の可能性を探る!
・Twitterでも情報を発信中!
・LIFENOTEでは主に「ブロックチェーン」「新技術」を担当
・勉強も兼ねて仮想通貨に実際に投資中