【ビットコインvsイーサリアム】違いを専門用語ナシで分かりやすく解説!

記事更新日: 2021/11/19

ライター: いどゆう

世界で最も有名な仮想通貨と言えば、ビットコインイーサリアムが2トップと言えるでしょう。

いどゆう

同じ仮想通貨ですが、その特性は大きく異なります!

ただ、一般的な解説を読んでも「PoW」やら「スマートコントラクト」やら、訳の分からない用語ばかり・・・。

いどゆう

そこで!この記事では今更聞けない(というよりほとんどの人が知らない)ビットコインとイーサリアムの違いを、専門用語なしで解説します!

プロフィール
いどゆう
・大学卒業後上京し、不動産営業マン兼ブロックチェーンライターという2足のわらじで生活
・LIFENOTEでは主に「ブロックチェーン」「新技術」を担当
・仮想通貨に投資中、NFTも購入済み!

ビットコインとイーサリアムの違いを解説!

いどゆう

早速両者を比べていきましょう!
大きな違いは3つありますので、1つずつ解説していきます!

違い① 「通貨」のビットコイン、「プラットフォーム」のイーサリアム

仮想通貨ということでよく比較される両者ですが、そもそも指している定義が少し異なります。

ビットコイン・・・通貨のみの機能。

イーサリアム・・・通貨でもあり、プラットフォームでもある。

ビットコインはあくまで「通貨」です。
通貨なので、売買の決済手段や価値の保存機能はありますが、それ以外の機能を持ち合わせていません。

いどゆう

これに対し、イーサリアムは仮想通貨であると同時に、プラットフォームの名称でもあるのです。

プラットフォームという言葉もなんだか難しいですが、捜索やサービスの「基盤」と考えてもらえるといいですね!

いどゆう

イーサリアムのプラットフォーム上では、アプリ開発などが可能!
このプラットフォーム上で使われる仮想通貨をイーサと呼んでいます。

いどゆう

今は「イーサリアム=仮想通貨」という認識が強く、理解の妨げになっていますね・・・。

正確にはイーサリアム=プラットフォームイーサ=仮想通貨です。

いどゆう

今大いに盛り上がっているNFTも多くはイーサリアムのプラットフォーム上で作成されます。

違い② 取引のスピード

取引にかかるスピードがビットコインとイーサリアムでは段違いです。
よくブロック生成時間といったりもしますが、要は送金から着金確認までどのくらい時間がかかるか、ということ。

いどゆう

ビットコインは10分ほどかかりますが、イーサリアムは10秒程度と言われています!

仮想通貨では、金融機関や中央銀行(日銀)のような管理者がいない一方、取引を全関係者が監視しており承認が必要になります。
ビットコインは、それに10分ほど時間がかかっていましたがそれを大幅に改善したのがイーサリアムです。

いどゆう

ビットコインは最古の仮想通貨です。
その後、機能が改善された仮想通貨がどんどん出てきて、今では10,000種類以上の仮想通貨が存在します。

違い③ イーサリアムにしかない契約の自動化機能

ビットコインもイーサリアムも、ブロックチェーン技術によって成り立っています。
詳しい解説はここでは省略しますが、ブロックチェーンの技術により取引で不正したり、改ざんすることが不可能になります。

いどゆう

つまり、ビットコインやイーサリアムでの契約を後から書き換えたり、不正にお金を動かしたりはできないということです!

イーサリアムはこのセキュリティの高さに加え、「契約を自動で実行できる」という特徴も持っています!

いどゆう

通常、契約は第三者の目を入れることで信用を得ています。

いどゆう

最も分かりやすいのが「契約書」ですね。
あれは契約内容を第三者が見ても分かるようにするための文書です。

ただし、契約書は、作成から締結までが膨大な事務作業を要する大変な作業。
時間と労力が相当かかりますし、専門知識も必要です。

いどゆう

だからこそ、法務部門ってどの会社でも必要とされるんですね。。

いどゆう

その点イーサリアムは第三者がいなくとも、契約書がなくとも、契約を自動で実行できる機能が備わっています!

「契約を自動化できる」というのは、契約書作成など、取引にかかる事務手続きを一切省略できるということ!

いどゆう

この機能をスマートコントラクトと言ったりします。

いどゆう

難しそうですが、実は皆さんもスマートコントラクトを日常的に使っていますよ!

それは、自動販売機!

いどゆう

自動販売機で飲み物を買う時、お金を入れてボタンを押すだけで契約成立して商品が出てきますよね?
これこそ「契約の自動化」の分かりやすい例です!

事務手続きを大幅に減らせるため、書面が多く手続きが煩雑な不動産や保険業界での応用が期待されています!

いどゆう

ちなみにDeFi(分散型金融)という新しい金融の仕組みもイーサリアムの応用です。
詳しくは下記記事からどうぞ!

ビットコインの特徴

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もはや知らない人はいないであろう、ビットコイン
その概要と特徴を簡単におさらいしましょう。

世界最初の仮想通貨

ビットコインは2008年、サトシナカモトという謎の人物による論文によって世に登場しました。

いどゆう

短い論文ですが、仮想通貨の源流はここにあります!
ビットコインを成立させるための技術がブロックチェーンですが、それもこの論文で初めて触れられました。

これまでのお金は政府や中央銀行がコントロールしていましたが、「管理者を必要としない通貨」という画期的な発明だったのです。

価格・時価総額ともにNo1!

世界最初の仮想通貨とあって、価格・時価総額いずれも、全仮想通貨の中でNo1です!

いどゆう

2020年末から続く価格上昇によってさらに注目を集めました。

いどゆう

価格は今後どうなるか分かりませんが、しばらくは仮想通貨のトップランナーであり続けることでしょう!

イーサリアムの特徴

いどゆう

ビットコインに次ぐ時価総額を誇るイーサリアム
他の特徴も見ていきましょう!

発行枚数の上限がない!

いどゆう

イーサリアム最大の特徴として「発行枚数の上限が決まっていない」という点があります。
ちなみにビットコインの発行上限数は2100万枚です。

無限に発行できる、とも言えるので、発行量が増えるほど、価値が下がってしまう恐れもあります。

いどゆう

今後、上限が新たに設定される可能性もありますので、要注目です!

イーサリアムを使って新しいコイン・NFTを開発!

イーサリアムは先ほど解説した通り、プラットフォームです。

いどゆう

イーサリアムを基盤として新たなトークンや仮想通貨を発行することも容易にできます!

トークンと言うと、仮想通貨もそうですが、最も有名なのはNFT

いどゆう

NFTの多くはイーサリアム上で作られています!
アート作品だけでなく音楽、チケットなど様々なものがイーサリアム上でNFT化しています。

最後に~イーサリアム=プラットフォーム~

ビットコインとイーサリアムについて、色々と違いや特徴を解説しましたが、

イーサリアム=プラットフォーム

という点が一番大事です!
これさえ覚えてもらえれば後は全部忘れても大丈夫なくらいです(笑)

いどゆう

これを抑えるだけでも、今後の仮想通貨やNFTのニュースが頭に入りやすくなると思います!

いどゆう

まだまだ可能性の膨らむ、仮想通貨とNFT。
知識が少しずつ繋がっていくと非常に面白いですよ!

この記事を書いたライター

いどゆう

「世界一分かりやすい」ブロックチェーンライターを目指す!
・仮想通貨を猛勉強し、現在投資中。NFTも購入済み!
・NFT、GameFi、メタバースの無限の可能性を探る!
Twitterでも情報を発信中!

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