TOP > 話題のニュース・トレンド 芸能・エンタメ アニメ・ドラマ・映画 > 【鬼滅で話題】遊郭ってどんな場所?と子どもに聞かれた時の説明法まとめ!
いどゆう
鬼滅の刃・遊郭編のアニメが12月から放送されますね!
はるっぺ
私もすごく楽しみ~!!
でも「遊郭を地上波で放送するのはいかがなものか」っていう意見もあって大激論になってるよね?
いどゆう
深夜帯のアニメだから、小さい子が生で観ることはないと思うけど、録画やアマプラで簡単に見れる時代だからね~
「気になるなら観せるなよ!」という意見もありますが、親としては「子どもが友達の輪に入れなかったらどうしよう」という不安もあり、観るなと強く言えない部分もあるでしょう。
そして極めつけはこの質問。
子ども
遊郭ってなあに??
小さい子どもにこの質問をされて、困らない親はいないと思います汗
はるっぺ
た、たしかに・・・
こう聞かれたら何て返せばいいのかなあ??
いどゆう
まずは遊郭について私たちが正しく理解することが大事です!
その上で、子どもの年齢に合わせて答え方を変えるのがいいでしょう!
本記事では遊郭とはどんな場所か、子どもに聞かれたらどう答えればよいか年齢別にまとめました!
・遊郭ってどんな場所?
・遊郭を子どもに説明するときの年齢別説明例!
・大事なのは、私たちが遊郭を理解し考えること
【鬼滅の刃はなぜ大正?】大正がどんな時代だったか考察!
このページの目次
いどゆう
最初に遊郭がどんな場所か説明します!
私たちが正しい知識を持っていないと、子どもにも誤った情報を与えることになりかねません。
まずは正しく理解!
遊郭とは、遊女屋(現代でいう風俗店)を政府ないし幕府が一箇所に集めた区画のことを意味します。
花街、色町など様々な呼び方があります。
いどゆう
なぜそういうお店を1区画にまとめたかというと、政府が治安維持面で管理しやすくするため、と言われています。
鬼滅の刃にも登場する江戸の吉原遊郭、京都の島原遊郭、大阪の新町遊郭を3大遊郭と呼びます。
これ以外にも、江戸時代には遊郭は全国各地で成立していました。
女性による接客業というのは古来からありましたが、遊郭という街が最初に成立したのは安土桃山時代、豊臣秀吉の時代です。
当時は大阪と京都に遊郭が作られました。
いどゆう
遊郭が全国で成立していくのは江戸時代以降です。
”鬼滅の刃”新編の舞台である吉原遊郭が成立したのも江戸初期の1612年です。
いどゆう
江戸幕府は、これまであちこちに点在していた遊女屋を1か所に集めることで、管理・徴税・治安維持などをしやすくしました。
明治以降は日本の近代化とともに、遊郭の廃止論も出てきますが、公娼制度という制度に引き継がれる形で遊郭は存続し続けました。
はるっぺ
”鬼滅の刃”の舞台の大正時代にもまだまだ遊郭は大きく残っていたんだね~
いどゆう
その通り!
遊郭が名実ともに無くなるのは、公娼制度が廃止(1946年)された太平洋戦争敗戦後になります。
いどゆう
遊郭について理解できたところで、子どもに聞かれた時の伝え方です。
はるっぺ
これが一番困るところだよね~
小さい子どもほど好奇心がありますが、質問されても拒否したり、説明を拒んだりしてはいけません。
「知らないことを質問するのはいけないことなのかな」、と子どもが委縮してしまうことになってしまうからです。
いどゆう
子どもは純粋な興味で聞いています。
それに対してちゃんと対応する姿勢を示しましょう!
いどゆう
そうは言っても、伝え方が難しい遊郭。
早速年齢ごとの伝え方例を紹介します!
「大人が遊ぶ遊園地みたいなところ」
「おいしいお酒やご飯を食べるところ」
いどゆう
小さい子どもに対しては正しく伝えても理解できない可能性が高いです。
「大人が楽しむ場所」というのが分かれば十分ですね!
いどゆう
この時に注意なのは、質問に対して怒ったり、適当に返したりしないこと。
多少のはぐらかしは必要でも、質問にはちゃんと返してやらないと、子どものせっかくの好奇心が削がれてしまいます。
「なぜなぜ期」ならではの質問攻めにあってしまったら、写真を見せるくらいしてもいいかもしれませんね。
「大人しか行けない娯楽の場」
「男性と女性が会話や食事を楽しむ場所」
小学校高学年はいわゆる思春期に差し掛かる年代。
成長の早い子どもなら、性に興味を持つ子もいるでしょう。
いどゆう
とはいえ、小学生に遊郭を直接的な表現で説明するのは避けたいところですよね。
上記のような説明にとどめておくことが無難でしょう。
いどゆう
また、成長が早い子なら、下の「中学生への説明例」くらい踏み込んだ説明でもいいかもしれません。
「現代のキャバクラや風俗店みたいなところ」
「遊女は芸事や茶道・華道などあらゆる文化に精通する必要があった」
「貧しい女性が売られて遊郭に流れてくることも多かった」
いどゆう
中学生は、自分で調べる能力も高く、また性への関心も強いです。
遊郭がどんな場所かは薄々分かっている状態でしょう。
中にはどういう場所か知った上で、親を困らせるために質問する子もいるかも・・。
いどゆう
「キャバクラ」や「風俗店」などある程度直接的に説明をしてもいい頃でしょう。
ただ、性に関してだけでなく、遊女の苦労や実態を併せて伝えることが必要でしょう。
決して華やかなだけでなく、暗い面もあることを伝えないと、誤った認識を持ち続けたままになってしまいます。
いどゆう
中学生に対してなら、「歴史とかも自分で調べてみたら?」と提案してみるのも1つの方法ですね!
鬼滅の刃遊郭編の放送が決まった時、「遊郭を子どもに観せるのか!」と炎上騒動にもなりました。
しかし、教育に悪いと一方的に蓋をするのではなく、遊郭という歴史的事実をどう伝えるか、を考えることが大事でしょう。
いどゆう
遊郭ならではの艶っぽい描写はほぼないんですけどね。
TV局や制作陣に文句を言うより、自分がしっかりと理解し、子どもへの伝え方も含め考える必要があると思います。
その熟慮の上、子どもには見せないという結論に至ったのならそれでもいいと思います。
いどゆう
遊郭という場所を私たちが正しく理解し、正しく伝えるいい機会かもしれません!
・「世界一分かりやすい」ブロックチェーンライターを目指す!
・仮想通貨を猛勉強し、現在投資中。NFTも購入済み!
・NFT、GameFi、メタバースの無限の可能性を探る!
・Twitterでも情報を発信中!
・大学卒業後上京し、不動産営業マン兼Webライターという2足のわらじで生活
・LIFENOTEでは主に「受験」「ブロックチェーン」「NFT」を担当