英語のリスニング聞き流しは効果ない?効果の出るやり方を紹介

記事更新日: 2020/07/31

ライター: yuki

英語音声を聞き流すだけで、英語が話せるようになるよという謳い文句が一時期話題になりましたね。

スピードラーニングはTVや色々なメディアで取り上げられていました。


yuki

僕も当時学生でしたが、親に「いいんじゃない?」って勧められました。笑


ちなみ

yuki君は親に勧められて、やり始めたの?


yuki

流石にやらなかったよ笑。ちょうど英語学び直してて、聞き流すだけで英語ができるようになるなんて思ってなかったから。


ちなみ

やっぱり聞き流すだけじゃダメなんだね。

プロフィール
ちなみ

ライター(yuki)の友達で、海外に行くのが好きなのだが、英語は話せない。

海外をもっと楽しむために、現地の人と会話を楽しみたいと思っており、今英語を学び始めたいと思っている。

そして、聞き流すだけで英語ができるようになるのか興味を持っている。

英語の勉強でリスニングの聞き流しでスピードラーニングを思い出しましたが、SNSでも効果があったという人は見かけないです。

睡眠効果があったという人は多いみたいですが(笑)

 

 

 

英語のリスニングの音声を聞き流しすることは効果がないのでしょうか?

正確には効果はありますが、その人の現在の英語のレベルや使い方に注意が必要になります。

聞き流しは時間を有効活用できるので、有効活用するために、やり方や注意点など紹介していきます。

 

この記事でわかること

・聞き流し学習における効果

・リスニング向上させるための聞き流し方法

・上級者のための聞き流し編

 

ライタープロフィール
yuki

学生時代、TOEIC400点レベルでマレーシアの短期の研修に参加。

中学・高校で学んできた英語は実戦では全く役に立たず、ショックを受ける。

帰国後、様々な学習方法を探究・実践。

5年間勉強し続け、今では一人でも海外旅行を楽しめるようになりました。

聞き流しに対する効果

聞き流しが効果ないと言われる理由


ちなみ

英語の音声をずっと聞き流しているのってやっぱり効果ないの?

一時期TVで話題になってたのに。


yuki

聞き流すだけで、英語ペラペラになることはできないよ。

 

英語を聞き流すだけで流暢に話せるようになるというのは夢物語です。

そんなすごい方法があるなら、英語を話せる人はいっぱいいるはずです。

聞き流しが効果ないと言われる理由はいかにあります。

聞き流しが効果なしと言われる理由

①何かに集中していると音が入ってこない

②知らない言葉のため、脳が雑音と捉えている

③脳科学的に赤ちゃんと違い、大人には意味がない

英語を聞き流す際に多いのは①ではないでしょうか?

頭の中で考え事をしていたり、家事などをしながら聞いていたりすることも多いかと思います。

そもそも知らない言語なので、他のことに集中していると、頭に入ってこないのです。

また脳が雑音だと捉えてしまい、入ってこなくなり、仕舞いには眠くなるということもあります。

これが聞き流しが効果がないと言われる所以です。

 

ペラペラにはならない

聞き流しをするだけで、英語がペラペラになるということは絶対にありません。

スピーキングができるようになるには聞いた音をいかに自分の口で発音するかが鍵になります。

この音を真似して、口に出した回数がスピーキングの向上につながるのです。

つまり、聞き流しはリスニングには効果を与える場合がありますが、直接的にスピーキング力の向上にはなりません。


ちなみ

そっか、そもそも聞いてるだけじゃ喋れるようにはならないんだね。


yuki

そう。

だから、スピーキングまで、適切なステップを踏んでいく必要があるんだよ。

 

聞き流しで効果が出ることもある?

聞き流しが効果がない理由をお伝えしましたが、まったく効果がないわけではないです。

英文を聞くわけですから、リスニングには効果があります。

しかし、注意が必要なのが受動的に聞いているだけだと、まったく頭に入ってこず、ただ意味のない雑音を聞いているのと同じです。

自分で意図して、聞き流しを意味のあるやり方に変える必要があるのです。

聞き流しによってリスニング力を向上させるやり方は次の項でお伝えします。


ちなみ

まずは聴くっていうところから入って、喋るまでの流れになるんだ。


yuki

聞き流しを正しいやり方でやれば、最初の聴くのステップにいい効果を与えることもできるから紹介していくね。

 

聞き流しでリスニング向上を図る

既に勉強に使ったことのある教材を

聞き流しで英語をペラペラに喋ることはできません。

しかし一方で、やり方を工夫すればリスニング力の向上を図ることは可能です。

そしてそのポイントは下記になります。

ポイント

①既にリスニング学習で使ったことのある教材を使う

②音声に意識を集中させる

まず重要なのは、リスニング学習に使ったことのある教材を使うということです。

内容を理解していない音声をずっと聞いていても、頭になかなか入ってきません。

ましてや英語なので、脳が意味のない音(=雑音)として捉えてしまい、効率が悪くなります。

 

繰り返し聞きまくる

1日に同じ音声を何度も繰り返し聞きましょう。

英語上達の鍵は繰り返し、同じ教材をやることです。

習慣化するのが難しいですが、1日の生活の中で夕食やお風呂みたいな感覚で、英語リスニングの聞き流しの時間をとり、集中して聴くこともお勧めです。


yuki

僕も一番英語を勉強していたときは常に英語のリスニングの音声を聴いてました。

聴けるようになってくると楽しく感じます。

 

音声に合わせて喋る

聞き流し学習で音声に慣れてきたら、音声に合わせて自分も発音してみましょう。

シャドーイングというトレーニングになりますが、少し難しい勉強法です。

そのため、繰り返し聴いて、慣れた音声でなければ、あまりついていけないです。

難しかったら、音声の速度を遅くして、シャドーイングしてみましょう。

シャドーイングも繰り返しやることで、英文を口が自然と覚えていき、英会話のためのストックにもなります。

 

通勤時間もリスニング聞き流しを

通勤時間もリスニングの音声を聴くのがお勧めです。

通勤時間は寝てたり、ボーッとしている時間が長い人も多いのではないのでしょうか?

その時間を英語の音声を流し、意識を集中させてみましょう。

時間が限られている社会人にとっては重要な時間になります。


ちなみ

ここまでのやり方を聞くと、ボーッと聞き流していても、一向に上達しないのが納得できる気がする。


yuki

大まかなやり方はこんなところなんだけど、結局教材を使ってリスニング学習をしていることが前提になるんだよ。

 

聞き流し上級編

youtubeやTEDを使う

教材でリスニング学習を進め、速いスピードのリスニングでも聞き取れるようになってきたら、youtubeとかTEDを使うのもお勧めです。

youtube

美容や健康、料理、最近だと映像クリエイティング技術など自分の好きな分野を英語で発信しているコンテンツに触れながら、英語学習をすることができます。

ただし、字幕等がないので、上級者向けです。

TED

TEDは環境問題や先進技術などに関してプレゼンテーションをしている動画が多いです。

また日本語字幕や英語字幕もあるので、興味のある分野や仕事に関連する分野で英語学習教材として利用することもできます。

繰り返し同じ動画を見て、内容も意識しながら聞き流しで英語シャワーを浴びましょう。

 

海外ドラマや映画を使う

海外ドラマや映画を見るのが好きな人は多いでしょう。

本場の会話や鈍り、言葉に触れることができます。

会話が早く進むので、初心者には不向きですが、ある程度速い会話にも慣れて、聞き取れるようになってきたらお勧めです。

お勧めジャンル

①ディズニー映画(ハイスクールミュージカル、魔法にかけられて)

②その他映画(バック・トゥ・ザ・フューチャー、ホームアローン)

③日常ドラマ(フレンズ、モダンファミリー)

ディズニー映画は難易度がかなり低くなっています。

そのため初心者にも入りやすいので、ディズニー映画が好きな人はディズニー映画で聞き流しというのもお勧めです。

日常ドラマのフレンズやモダンファミリーは色々なサイトでも海外ドラマでの英語学習にお勧めされてます。

私自身もフレンズで英語勉強を続け、10周以上見た回もあります。(笑)

勉強と思って見るよりも英語学習のモチベーションアップのためや楽しみながら英語に触れる心意気で見るのがお勧めです。

勉強するぞという石でドラマを見て、純粋に楽しめなくなってはもったいないので。

おすすめのコンテンツは表記しましたが、自分の好きな作品を選ぶのが重要です。

医療や刑事もの、弁護士関係などは難しい言葉がいっぱい出てくるので、注意しましょう。

 

まとめ

英語リスニングの聞き流しは聞くだけでペラペラにはなりません。

しかし、効果はあります。

やり方が重要になってきますが、いいやり方をすれば、リスニング学習に相乗効果を与えます。

しかし、まずは聞き流しではなく、教材でしっかりとリスニング学習をしましょう。

下記の記事でリスニング学習について紹介しています。

【大人の学び直し】英語のリスニング学習!おすすめのやり方

 

 

 

 

 

リスニング学習を行った上で音源の聞き流しをし、さらにリスニング力を向上させていきましょう。

またシャドーイングなどのトレーニングを行うことで、ステップを踏んで、スピーキング力アップにもつながります。

この記事を書いたライター

yuki

学生時代に海外に興味を持ち、使える英語の学習をし続けている。

英語学習の中で、英語の日常会話を難なくこなせるようになり、TOEICの点数もあげることができた。

英語を習得するために色々な勉強法を試してきました。

そういった英語学習の情報をお伝えしていきます。

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