留学したい人
英語が話せないのに留学なんて…無理なのかな…。
結論から言います。
SEICA
英語力ゼロでも留学は可能です。ただし、かなり過酷なので覚悟だけはしてください。
ネット上で「英語力ゼロでも、現地に行ったら喋れるようになるから大丈夫!」「まずは留学することが大切」などという意見をよく目にします。実は私も、そんなふうに考えて、高校卒業と同時に渡米した1人です。
SEICA
英語ゼロの状態から、5年かけてアメリカの大学卒業まで漕ぎ着けました…。
確かに、英語力ゼロでも留学は可能ですし、諦めなければ誰でも英語は喋れるようになると思います。しかし…、それは全て結果論に過ぎません。
SEICA
実際は、まじで過酷なので、できればやめた方がいいです。
留学中何度も「やめておけばよかった」「もっと日本で勉強してきたらよかった…」と心が折れました。現実は想像以上に過酷なので、ネット常にある「留学に行けば喋れるようになる!」というお花畑な意見には踊らされないでください。
SEICA
日本である程度の英語力をつけることを、心の底からお勧めします。
「海外留学で人生は変わる」は幻想!今あなたに必要なのは○○!
このページの目次
留学するということは、今まで日本でしていた生活を全てを英語で行うということです。アメリカやイギリスは日本よりもはるかに多国籍な国家なので、現地で外国人が暮らしていることは彼らにとっては当たり前のことです。
SEICA
留学生だからといって外国人扱いはしてもらえません…
日本を一歩離れ現地に到着した瞬間から、あなたはネイティブスピーカーと同じ土俵で英語を使っていくことになります。
SEICA
英語力ゼロで渡米した18歳の私が、苦しんだ体験談も紹介します。
「留学したら外国人の友達をたくさん作るんだ〜」とワクワクしているみなさんに残念なお知らせです。
SEICA
あなたが英語が喋れないということは、相手と仲良くなるためのコミュニケーションは取れません。
英語力ゼロで渡航してしまうと、ネイティブスピーカーどころか、英語学校に通っている留学生の英語ですら早過ぎて追いつけません…。
SEICA
私は「How is it going?」という超基本的な英語すら聞き取れませんでした…。
もちろん、意味は知っていましたが、ネイティブスピーカーの発音に慣れていないので聞き取れませんでした。ホストファミリーが超絶ゆっくり言い直してくれるも、5回ほど聞き直しても理解できず…。
SEICA
相手がどんなに優しくても、これじゃ申し訳ない…何より全然楽しくありません…。
英語学校でも、「日本人とつるまない」と決めていた私は、外国人の友達と一緒にいるのを心がけていました。しかし、「一緒にいても話の意味がわからん…」というのが現実。
SEICA
英語ができない日本人が、日本人同士でつるんでしまう理由が痛いほどわかりました…
渡航して早々、英語力はまだまだゼロの状態でも留学の試練は次々と降りかかってきます…。
SEICA
異国で暮らし始めるということは、様々な手続きが発生します。
携帯の契約や、銀行口座の開設など、日本で当たり前にできる手続きも英語となると超過酷…。丁寧に説明してもらっても、自分の英語に自信がないので、「めちゃくちゃ高いプランに加入させられているんじゃないか…」とか、心配になります。
SEICA
契約書も全て英語となると、確認する余地もありません。
間違いに気づくのは、請求が発生してから…まさに恐怖です。
SEICA
しかも、高校卒業後すぐに渡米した私は、日本ですら携帯の契約や銀行の口座開設をしたことがありませんでした…。全部親任せにしていたツケです。
大学生以下で留学を検討している皆さんは、さらに過酷な留学となりますので、お気をつけください…。
自分が留学生と分かれば、街の人たちはとても優しく、道に迷っていたりすると助けてくれて本当に救われます。
ただし…、
SEICA
ネイティブの英語は留学生にも容赦なしです。
もちろん、ホストファミリーや語学学校の先生たちは、私の英語力のなさを知っているのでゆ〜っくり話してくれます。
SEICA
しかし、問題は「話すスピード」だけじゃありません!!
どんなに相手がゆっくり話してくれていても、「ネイティブの発音」に慣れていないと全く聞き取れないのです。日本のカタカナ英語に慣れ親しんでから、アメリカに行くとかなり苦労することになります。
かなり過酷な道のりにはなりますが、英語力ゼロから英語を話せるようになることは可能です。
SEICA
私は英語力ゼロから「アメリカの大学を卒業」「英語で仕事ができる」レベルまで英語力をつけました。
もともと、「センスがあったんでしょ?」「小さい頃から英語やってたんじゃないの?」と言われることがありますが、私は周りに英語が話せる人は1人もいない環境で育ちましたし、高校時代は不登校でした。
SEICA
不登校の私ができたんです。しっかり英語と向き合えば誰でも話せるようになれます。
ただし、超過酷。覚悟だけは必要です。
英語力ゼロでのスタートです。最初は英語での会話が理解できなくても当たり前、どんなに分からなくても英語を使う環境から逃げてはいけません。
SEICA
英語がわからないからと、日本人と日本語を話す環境にいては絶対に英語力は伸びません。
最初は、自分の英語力のなさに悲しくなるし、虚しくなるし、とても悔しくなると思います。しかし、英語力がゼロなのに留学を決めたのは自分自身のはずです。
SEICA
英語がわからなくても、コミュニケーションを取る方法はたくさんあるはずですよ!
サッカーやバスケットボールなどスポーツをしている人を見かけたら声をかけてみたり、学校で行われるアクティビティーに参加してみたりするのもいいでしょう。
最初からネイティブスピーカーと難しい話をして友達を作る必要はありません。
SEICA
自分より少しだけ英語レベルが高い留学生やホームステイ先の子供たちと、英語を話すことに慣れましょう!
まずは、楽しんで自然に英語に触れる習慣を作ることが大切です!
SEICA
そしてポイントは、自分よりも英語力が高い人たちと一緒に時間を過ごすようにすることです!
ホームステイ先の子供たちは、子供と言ってもネイティブスピーカーなので英語はペラペラ。向こうも遊び相手ができたのを喜んでくれるので、発音の質問などもいくらでも教えてくれます。
SEICA
私も最初の4ヶ月くらいは、ホームステイ先の子供たちと毎日ダンスをしたり、宿題を一緒にやったり、起きている時間は常に一緒に遊んでいました。
それは英語学校にいる時も同じです!私はほとんど英語が話せないクラスにいたのですが、ちょっとでも英語が上達したい一心で、少し上級者のクラスの友達を作るようにしていました。
SEICA
語学学校でも、台湾・韓国・日本の友達と私の4人で仲が良かったのもあり、会話は日本人同士でも英語を使っていました。
お互いに英語力がなさすぎると会話にならないのが現実…。まずは、自分より英語が話せる人の真似をしましょう!
SEICA
先生に質問することで「ネイティブスピーカーと話す機会を作る」「理解度をあげる」ということが可能です!
これは、英語学校でも大学でも同じです。
英語力ゼロで留学してすぐは、なかなかネイティブスピーカーと話す機会がありません。大体は、同じく英語を勉強している留学生などが多いでしょう。
SEICA
そんな中で、ネイティブスピーカーである先生との会話はかなり貴重な機会です!
恥ずかしがらず、授業中に理解できなかったところや、疑問や質問などを聞きにいきましょう。
SEICA
私は授業終わりに必ず「Can I ask a question?」と言って先生に質問していました。
意外とみんな聞きに来なくて先生も時間があることが多いのでおすすめです!毎回質問しに行っていると、先生も気にかけてくれるようになるので、授業中もみんなの前で発表するチャンスをくれたりしますよ!
SEICA
毎回質問しに行っているうちに仲良くなって、雑談もするようになって留学生におすすめのアクティビティーや先生のおすすめの本やレストランなども個人的に教えてもらえました。
自分の疑問を言語化したり、先生の回答に対して瞬時に次の質問を考えたりすることでも、かなり英語力が鍛えられます!
英語ゼロで留学した場合、最初のうちは英語学校の授業もほとんど理解できません…。
SEICA
毎回の授業の予習・復習は鉄則です。
英語学校やアメリカの大学では、そもそも日本の学校では信じられないほどの量の宿題が毎授業でます…。しかし、予習・復習は、宿題にさらにプラスして行います!
SEICA
留学すると、英語に触れる時間が増えるので、自然に英語力が上がると思ったら大間違いです…。
英語力ゼロで留学すると、そもそも基本的な英語の知識も満足ではないことが多々。文法への理解を深めたり、単語を覚えたり、インプットにも力を入れないと英語力は伸びません。
英語力がゼロでも、留学をして、英語力をつけることは可能でしょう。
しかし、英語力がなくても現地でなんとかやっていけるようにするには、事前の準備が必要です。
SEICA
実際に、英語力ゼロで留学した私が現地で感じたことをお伝えします!
「高いレベルで英語が喋れるようになりたい」という人は特に、留学期間には注意してください。
「英語力ゼロからでも英語が喋れるようになれる」と言いましたが、それにはある程度の期間は要することを忘れてはいけません。
SEICA
みんなが日本で勉強する分も現地で勉強しなくてはいけないので、当たり前ですよね。
どのくらいの期間で、どのくらい英語力が伸びるのかは、別の記事で紹介しています。
私のおすすめの留学期間は、最低でも1年です。1年くらい英語漬けになると、英語力ゼロからでもアメリカで最低限生き延びられるくらいの英語力がついてきます。
ビジネスやアカデミックの場でも使えるくらいの英語力がつくには3年以上かかりますので、かなり長い目で見ることをおすすめします。
留学先についてからは、毎日本当にパニックです。日本でできることは、なるべく事前に済ませてから渡航するようにしましょう。
SEICA
現地についてからは、ハプニングが起きても気軽に日本語で質問することもできないので要注意です。
英語力もゼロ。海外経験もゼロ。という方には、留学エージェントの利用をおすすめします。
SEICA
もちろん私も、留学エージェントにお世話になりました。
渡航前に準備する「学生VISAの申請」「入国に必要な書類の準備」「現地での滞在先(ホームステイ先)の手配」などをサポートしてもらえます。英語力ゼロの状態で、これらの手続きを自分でやるのはおそらく難しいでしょう。
SEICA
学生VISAで滞在するのに必要な書類が揃っていないと、入国できず、強制送還にもなりかねません。
英語力があっても初めてだと難しい書類の申請も多いのが留学手続きです。無理せずプロを頼るようにしましょう。
格安留学で話題の「スマ留」は、丁寧なサポートが受けられるのでおすすめです。
私も無料カウンセリングを受けましたが、日本人が少ない英語学校の紹介をしてくれたり、少ない予算でも実現できる留学プランを提案してもらえました。
プロの方と話をすると、疑問が一気に解消されるのでおすすめです!
初回は無料カウンセリングも受けられるので、おすすめです。
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SEICA
英語力ゼロで留学して、現地でめちゃくちゃ苦しむことになった私の教訓からアドバイスです…。
渡航時に英語力がゼロでも、気にすることはありません。しかし、せっかくお金をかけて留学するのであれば、少しでも有意義な留学生活が送れるように、事前に準備しておくといいと思います。
SEICA
色々言われても、なかなかやる気にならないと思うので、2つだけ紹介しますね!
今日からできることなので、ぜひこれだけは実践してみてください!
「留学したら単語力もつくでしょ〜」と思っている皆さん、本当に残念なんですが留学しても単語力は身につきません。
もちろん、留学したら難しい単語や新しい単語に触れる機会は増えます。しかし、それを自分が使いこなせるようになるか、というのは全く別の問題なんです。
さらに、単語量が増えないと、英語の根本的なレベルが上がりません。
SEICA
基礎的な単語力は、会話の中で覚えるよりも、すでに喋れる日本語からの翻訳で淡々と覚えた方が絶対効率がいいです。
私は、現地でそのことに気づいてから単語をもう勉強しました。
せっかく留学して、英語が飛び交っている環境の中にいるのに、ひたすら単語力をつけるために机に向かって暗記するのは、めちゃくちゃ悔しいです。
SEICA
単語だけは、勉強していくのをおすすめします。
SEICA
英語力ゼロで留学すると、まじで辛いのでおそらく逃げ出したくなります…!
そんな時に、自分が逃げ出さないように、日本でしっかり覚悟を決めましょう。
SEICA
私は、同級生や高校の先生、親や親戚に、高校卒業後の進路を聞かれた時に「アメリカへ留学します!」と言ってしまっていたので、英語が喋れるようになるまでは、流石に帰れない…。という気持ちでした。
どんな過酷な状況でも絶対に逃げない覚悟を決めましょう。
そして、現地がどんなところなのかキラキラした部分だけでなく「現実」を事前に知っておくことも大切です。
英語力ゼロから留学しても、英語力をつけることは可能です。
英語は、誰でも、何歳でも、やれば絶対できるので、皆さんの留学が有意義なものになるように応援しています!