英語の音読はどのように勉強したら効果が出るの?正しいやり方紹介

記事更新日: 2020/08/17

ライター: yuki

音読という学習法はよく聞く学習法ですね。

英語の音読はかなり効果のある学習法なのです。

初心者でも取り組みやすい学習法の一つです。

学校教育の中でも、国語や英語などよくやっていたのではないでしょうか?


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私は小学校の頃、国語の教科書をひたすら音読していた記憶が残っています。

英語の音読も授業の中で1文単位でやっていたと思います。

しかし英語の音読自体学校教育でやっていたのに、力がついていないという人も多いでしょう。

学校教育の中でやる音読はやり方としては良くないです。


 

えっ?

音読って文を声に出して、読むだけじゃないの?

そう思う人もいるかもしれませんね。

しかし、音読も正しいやり方があるのです。

本記事では英語の音読学習について紹介していきます。

この記事でわかること
  • 英語の音読ってどんな勉強法?
  • 音読が効果のある理由
  • 音読の正しいやり方
  • 音読する上での注意点
ライタープロフィール
yuki

学生時代、TOEIC400点レベルでマレーシアの短期の研修に参加。

中学・高校で学んできた英語は実戦では全く役に立たず、ショックを受ける。

帰国後、様々な学習方法を探究・実践。

5年間勉強し続け、今では一人でも海外旅行を楽しめるようになりました。

 

英語の音読とはどんな勉強法?

英語の音読とはスクリプトを見ながら、声に出して、英文を読んでいく勉強法です。

リスニングで英文を聞いても、発音できるとは限りません。

自分で発音することで、わかる→できるに変えていきます。

音読は目と耳と口を同時に使った効率の良い勉強法です。

 

音読によって得られる効果

リスニング力の向上

リスニングと掛け合わせで取り入れるとリスニング力アップに効果的です。

音声がついている教材を選びましょう。

また自分で音読しながら、発音も矯正していきます。
(自分で言えるものは聞くことができます)

音読しながら、自分の耳で聴きながら、意味を頭の中で考えながらやるというプロセスも相乗効果があります。


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音声を何度も聞きながら、自分の発音を音声に合わせていくようにします。

音声を真似することが最も重要です。

 

リーディング力の向上

英語と日本語では語順に違いがあるため、リーディング中に返り読みをすることが多いです。

しかし、音読では返り読みはしません。

返り読みをしないで、意味を考えながら音読していくことで、英語の語順でリーディングができるようになります。

それによってリーディングスピードが上がります。


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文を左から右に読んでいき、意味を同時に考えていくというプロセスが重要です。

これを意識することで返り読みする癖をなくしましょう。

 

英語の基礎知識が身に付く

単語・文法・発音がより身につきます。

これは前提として基礎をテキストや単語帳などを使って、予め勉強しておく必要があります。

英文を聞いているだけ、読んでいるだけよりも、口で発音することによって、記憶に定着します。

どこかで見た表現が、音読教材に出てきたということは珍しくありません。


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単語や文法など基礎知識を身につけておきましょう。

そうすれば音読が記憶への定着に相乗効果を成すこともあります。

 

英語表現が口に馴染んでくる

音読を継続的に繰り返し行うことで、表現が口に馴染んできます。

リスニングしているときに、聴けるようになるのはもちろんですが、スピーキング時にも口から出てきます。

リズムや発音など、音声を真似して、正しく覚えないと、変な癖がつくので、やり方が重要です。


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真似をして発音していくのが重要です。

口に馴染んだ表現が会話の中でも正しく出てくるでしょう。

 

音読の手順

基礎知識は予め勉強しておこう

音読を勉強法としてとりいれる前に必要な勉強があります。

この勉強をせずにいきなり音読に入っても、内容がわからず声に出して読むだけになってしまいます。

それでは何も効果が期待できません。

基礎知識を含めた下記は音読前に勉強しましょう。

音読前にやるべき勉強
  • 単語の勉強
  • 文法の勉強
  • 発音の勉強
  • 使用する教材の反復リスニング

単語、文法、発音は英語の基礎なので、最初の段階でしっかり勉強する必要があります。

その上で教材を使ってリスニングを反復で何度も行います。

その上で音読を行いましょう。

 

音声をリスニング

まずはリスニング用に使用する教材を何度も聞きましょう。

リスニングしながら内容をある程度捕らえられるようになるまで、聞いてください。

大意を把握するのが後からトレーニングで効いてきます。

またリズムや発音なども意識するようにして聞いてください。

 

スピーカーの真似をして音読

リスニングで反復で聞いた音声の通りに音読します。

聞いているだけでは、発音やリズムは覚えられないと思います。

自分で真似してみて、そこで違和感を覚えるものです。

音声に対して違うというのを認識できるのが重要です。

再度リスニングと音読を交互に繰り返すことで、正しい発音に近づけていきましょう。

 

意味を考えながら音読

正しい発音ができるようになったら、今度は意味を考えながら音読しましょう。

英会話では聞きながら意味を考え、意味を考えながら喋ります。

声に出し、耳でも聞いてる状態の音読で意味も同時に考えるというプロセスが重要になってきます。

少し難しいですが、リスニングが上達します。

 

自分の声を録音

自分が発音した音があっているのか違っているのかは自分ではなかなかわかりませんよね?

自分が声に出したものと、第3者からでは違っていることがあります。

録音した音声を分析しましょう。

現状把握することでギャップを埋めるためにも録音するというのは効果的です。

 

音読の手順として、必要なことを順番にまとめました。

▼音読の手順
  • 教材を反復リスニング
  • スピーカーの真似をして音読
  • 意味を考えながら音読

 

音読の注意点

英語の音読を行う上での注意点があります。

ただ声に出すだけの勉強にならないようにするための注意です。

▼注意点
  • 教材選び
  • 基礎を事前に固める
  • 発音やリズムを真似る
  • 意味を考えながらやる

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英語の音読における注意点それぞれ詳細を説明していきます。

教材は自分のレベルにあったものを

1個の長文の長さや内容の難易度、知っている単語がどのくらいかなどの指標で、自分のレベルにあった教材を選択してください。

レベルの高い教材や専門的過ぎる内容は避けた方が無難です。

そして重要なのが音源付きの教材を選ぶことになります。

音読自体がリスニングの学習になりますが、音読の延長上に発展した勉強法があります。

音読の発展勉強

・ディクテーション

・シャドーイング

精聴力を鍛えるディクテーションやシャドーイングという勉強法です。

それらのトレーニングは教材が難し過ぎると挫折する場合があるので、少し簡単なものにしてもいいですね。

どのような勉強法かは下記記事を参照してください。

ディクテーションに関して

シャドーイングに関して

基礎を事前に固める

単語、文法、発音は英語の基礎です。

これらに自信がない人はまず基礎から始めましょう。

内容や発音もわからず、英文を音読しても意味がありません。

発音を意識して真似をすることと意味を考えながら音読するのが大事です。

基礎はスポーツでいう筋肉のようなものなので、しっかり基礎体力をつけるようにしましょう。


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基礎固めようの教材は色々出回っています。

文法書や単語帳まずは1冊を徹底的に覚えるということを目指しましょう。

 

発音やリズムを真似する

イントネーションや発音、抑揚など徹底的に真似をするようにしましょう。

自分流のやり方で音読をやると変な癖がつきます。

会話の時に、相手に伝わらなくては意味がありません。

英語の音読は正しい方法でやらないと効果は出ません。


yuki

リズムに乗りながらの音読はやってみると楽しいです。

正しく発音するという意識が何よりも大事になってきます。

 

意味を考えながらやる

音読はただ声に出して読むだけの作業ではありません。

目と耳と口を使っています。

そこに頭で考えるということを付け足しましょう。

効率的に定着させるために必ず意味を考えながら、聞いてください。

 

この記事を書いたライター

yuki

学生時代に海外に興味を持ち、使える英語の学習をし続けている。

英語学習の中で、英語の日常会話を難なくこなせるようになり、TOEICの点数もあげることができた。

英語を習得するために色々な勉強法を試してきました。

そういった英語学習の情報をお伝えしていきます。

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