【警告】日本はオワコン。世界に置いてきぼりにされています。

記事更新日: 2021/09/04

ライター: SEICA

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日本人が意外と知らない、日本のヤバい部分…みなさんはご存知ですか?

ここ数年、グローバル化やコロナ禍の影響もあり、日本のメディアや日本の政府の至らない部分が、浮き彫りになってきていますよね。

学ぶ人

日本はオワコンとか、未来ないとか、最近よく聞きます…。

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でも、実際に何がヤバいのかわかってない人は多いのではないでしょうか?

今回は、学校では教えてくれない日本の国や日本政府の実情について紹介していきます。

この記事の内容
  • 日本の政府は世界の中でも超高齢
  • 日本人女性は性的差別を受けている
  • 年間の難民受け入れ人数が異常
  • 英語能力は先進国の中で最低レベル

この記事を書いている私は、アメリカの大学を国際関係学の選考で卒業しました。

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LIFENOTEの英語ギャル
  • アメリカの大学を卒業
  • 英語力ゼロで渡米
  • ペンシルベニア州立大学リベラルアーツ国際関係学科を卒業
  • 卒業後も国際協力の分野に携わっている

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アメリカの大学で目の当たりにした、世界比で見た日本の実情について、皆さんに紹介していきます。

日本人が知らない、世界から見た日本の実情

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皆さんは世界から見た日本のイメージをご存知ですか?

トヨタや、日産。ソニーやパナソニック?

…そんなのは全部過去の栄光です。

実際に、そういった日本企業が世界各国に進出していたのは今から20年以上も前の話。

今は、中国や韓国など、年々他国にシェアを奪われているのが現状です。

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失われた30年って聞いたことありますか?

バブル崩壊後から、日本は経済が低迷…その後も政治や組織の改革が進まず、平成の時代は失われたようなものだと言われています。

日本経済が長期にわたって低迷した平成の時代。名目GDPをみると、アメリカが28年間で3.5倍に拡大したのに対し、日本は1.6倍と伸び悩み、平成22年には成長著しい中国に抜かれ3位へと後退しています。

参考:NHK|“経済が失われた時代・平成” 次の時代をどう乗り切るか

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もちろん、世界に置き去りにされているのは経済だけではありません。

世界の価値観や常識など、グローバル社会でからは置き去りにされているのが現状です。

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失われた40年と言われないよう、ここで遅れを食い止めるためには、私たち一人一人が現状の日本について客観的に理解することが必要です。

日本の政府は超高齢化ガラパゴス状態

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「日本の国会議員ってなんでお年寄りばかりなんだろ…?」そんな疑問を持ったことはありますか?

日本の国会議員の平均年齢は、54.5歳(2019年選挙時)と、かなりご高齢…。

しかし、生まれた時からこんな国会議員の面々に見慣れてしまっていると、日本に住んでいる私たちは、国会議員に年配者が多いことに、なんの疑問も抱かなくなっているかもしれません。

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世界各国のリーダーたちの年齢を見てみると、その差は一目瞭然です…。

さらに世界では、フィンランドで34歳の女性首相が誕生したりと、若い世代の活躍が政治界でも目立っています。環境対策やコロナ対策などに対して、スピーディーで効率的且つ、未来を見据えた適格な対応が期待されているのです。

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「それなのに、日本は…」と思うことも少なくなった近年ですが、この年齢の差を見れば納得です。

この先の未来を担う国のリーダーたち。若年層の意見が汲み取られない、そんな国会のままでいいのでしょうか?

日本の女性は性的差別を受けている!

「日本の女性は差別を受けています」そう言われても、にわかに信じ難いのではないでしょうか?

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しかし、日本は「男女格差の大きさ」が、世界の中でも下位に位置している国です。

男女格差の大きさを国別に比較した「ジェンダーキャップ指数」というのを、世界経済フォーラム(WEF)が毎年発表しています。

調査対象となっている世界156カ国中、日本はなんと120位と、主要7カ国(G7)の中では毎年最下位常連です…。

図解

GGIは各国の資源や機会が男女間でどのように配分されているかについて、以下の4分野で評価している。(1)経済活動の参加と機会(給与、雇用数、管理職や専門職での雇用における男女格差)、(2)教育(初等教育や高等・専門教育への就学における男女格差)、(3)健康と寿命(出生時の性別比、平均寿命の男女差)、(4)政治への関与(議会や閣僚など意思決定機関への参画、過去50年間の国家元首の在任年数における男女差)。

参考:コトバンク

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衆議院議員の女性の割合が低いことや、政治における男女差が特に大きな影響を与えているようです。

同じアジアの韓国や中国と比べても、日本の順位の低さは歴然です。

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先進国にしてこの順位…ちょっとショッキングです…。

日本の難民受け入れの認定率は0.5%

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難民って聞いたことありますか?

日本にいると、あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、世界では年々深刻化している問題の1つです。

1951年の「難民の地位に関する条約」では、「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れた」人々と定義されています。 今日、「難民」とは、政治的な迫害のほか、武力紛争や人権侵害などを逃れるために、国境を越えて他国に庇護を求めた人々を指すようになっています。

参考:UNHCR Japan

長年にわたり内戦が続いている中東のシリアや、情勢の悪化が問題視されているベネズエラの隣国では、安全を求め国外に避難していく人が大勢います。国を追われ安全を求める人たちに、各国が手を差し伸べています。

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しかし、日本がどのくらいの人たちに手を差し伸べているか知っていますか?

日本の1年間の難民受け入れ人数は、47人です。そして、認定率は0.5%

数字だけ言われてもあまりピンとこないと思うので、各国と比較してみましょう。

参考:難民支援協会

日本が難民受け入れに対して厳格な理由は様々な言及がされていますが、各国と比べかなり少ないことが見受けられます。

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2021年3月には、在留資格のない外国人を収容する名古屋出入国在留管理局に収容されていたスリランカ人女性が亡くなったことで、職員の「人権意識に欠ける」対応が問題になりました。

この問題は、アメリカのニューヨークタイムズ誌や、イギリスのBBC放送も、「日本の難民法」の問題点について厳しく指摘しています。

日本人の英語能力は先進国最低レベル

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「なんで日本には英語が話せる人がこんなに少ないんだ!」と外国人が嘆いているのをよく見かけます…。

日本人の中にも英語に苦手意識がある方や、グローバル化した現代社会で生きていく中で問題意識を感じている方も少なくないでしょう。

しかし、実際に日本で生活している英語を要する場面も多くないので、危機感を感じている人はそんなに多くないかもしれません。

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苦手な英語を避け続けた結果…日本は世界から遅れをとっています。

EF EPIが調査している「世界英語能力指数」では、各国民の英語レベルをランキングにして順位づけています。

このランキングの中で、日本は100カ国中55位。教育水準が比較的高いとされている先進国の中では、ずば抜けて低い位置にランクインしています。

参考:EF Japan

同じアジアの中国や韓国は、日本よりも20位近く上位にランクインしているのが事実です。

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グローバル化した社会の中で、世界の公用語が理解できないということは、世界中の人がアクセスできる情報へのアクセスができないということです。

世界を広く捉えて、日本という国を客観的に見るためには英語力は必須のスキルになるでしょう。

まとめ

この記事の内容
  • 日本の政府は世界の中でも超高齢
  • 日本人女性は性的差別を受けている
  • 年間の難民受け入れ認定率0.5%
  • 英語能力は先進国の中で最低レベル

日本で生活していると、どうしても気付きづらい日本の実情というものがあります。

SEICA

客観的な視点で物事を観ることは、グローバル人材としての大切なスキルの1つです!

この記事を書いたライター

SEICA

  • アメリカの大学を卒業
  • 4年間アメリカに在住
  • 高校卒業後、全く英語が喋れない状態で渡米
  • TOEIC・TOEFL・英検受験経験あり
  • 帰国後はフリーランスとして、Webライターなど幅広く活躍中!

 

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